【Gショック】5600シリーズの系譜。あの“スピードモデル”はいかに高機能化していった?

「時計は落とすと壊れる」のアタリマエを圧倒的耐衝撃性で打破し、歴史に金字塔を打ち立てたカシオ計算機のGショック。傑作モデルはあまたあるが、その中からエポックな製品に絞り、ここに紹介する。

Begin 2026年9月号掲載「名門系統図 G-SHOCK」より
Begin 2026年9月号掲載「名門系統図 G-SHOCK」より

名門系統図
G-SHOCK 5600の系譜

1987年
DW-5600C

DW-5600C

キアヌ様ご愛顧の「スピードモデル」は世界中で話題沸騰&メガヒット!

「5000」のデザインを継承し、量産モデルとして世界的に人気を築いた「5600」。本品はその1stモデルで、俗称の「スピードモデル」は1994年公開の映画『スピード』で主演のキアヌ・リーブス氏が着用していたことに由来している。約9年間のロングセラーを記録。

2002年
G-5600

G-5600

定番スクエアケースにタフソーラーを搭載! 新設計の耐衝撃構造も

初号機「DW-5600C」から続く定番のスクエアデザインにタフソーラーを追加。しかも、ソーラーパネルを組み込みながらもケースをスリムなものにし、ファイバー入り強化樹脂ケースにインサートした金属補強板に特殊加工を施した新設計の耐衝撃構造も導入された。

2005年
GW-5600J

GW-5600J

国内の標準電波を受け時計がみずから時刻合わせをしてくれます

「5600」シリーズ初の電波ソーラー搭載モデル。タフソーラーに標準電波受信自動調整機能を持たせたもので、福島県の大鷹鳥谷山と佐賀県の羽金山にある送信所が発する電波を受けて時刻を自動調整。クォーツのみの時刻表示から、その精度を大幅に向上させた。

2012年
GW-M5610

GW-M5610

マルチバンド6搭載で、海外にいても正しい時間をお伝え!

G-SHOCKの標準電波受信自動修正機能は国内2局対応から、2008年登場のマルチバンド5(国内/2局、米、英、独)を経て、この年、中国地域が追加されることによってマルチバンド6へと進化を遂げた。上は、同機能を初号機のデザインに組み込んだヒットモデル。

2023年
DW-H5600

DW-H5600

心拍数の計測などで日々のワークアウトをフォローする良き相棒

トレーニングに役立つスポーツライン「G-SQUAD」の1モデル。ケース裏の光学センサーが体内の血流量を感知して心拍数を計測。加速センサーで消費カロリーなどの計測も可能。写真は「DW-H5600-1JR」。ケース幅44.5mm。樹脂ケース&バンド。4万4000円。

2026年
GBX-H5600

GBX-H5600

サーファーたちのドキドキを測定する清涼顔「G-LIDE」

タイドグラフ装備などで水辺のアクティビティに役立つ「G-LIDE」の、心拍計測機能初搭載機。半透明樹脂ベゼルは涼しげで、MIP液晶は日光の下でも視認性◎。写真は「GBX-H5600-1JR」。ケース幅44.5mm。カーボン強化樹脂ケース&樹脂バンド。4万4000円。

【2025年】DWN-5600

DWN-5600

指にはめるGは超おチビだけどスペックは一人前
ケース幅20mmの歴代最小。なのに耐衝撃性能や20気圧防水、各種機能が既存モデルと同じ。発売時に抽選申し込みが殺到して即欠品。が、現在も継続展開中。写真は「DWN-5600-1JR」。樹脂ケース&バンド。1万4300円。

 
※表示価格は税込み


[ビギン2026年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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