【Gショック】5000シリーズの系譜。1983年の「DW-5000C」がフルメタルへとどう進化した?

「時計は落とすと壊れる」のアタリマエを圧倒的耐衝撃性で打破し、歴史に金字塔を打ち立てたカシオ計算機のGショック。傑作モデルはあまたあるが、その中からエポックな製品に絞り、ここに紹介する。

Begin 2026年9月号掲載「名門系統図 G-SHOCK」より
Begin 2026年9月号掲載「名門系統図 G-SHOCK」より

名門系統図
G-SHOCK 5000の系譜

1983年
DW-5000C

DW-5000C

驚異の耐衝撃性に世界震撼! 時計史を飾るエポックな巨人

カシオの若き技術者、伊部菊雄氏が「落としても壊れない時計」を発案。落下実験でゴムを貼ったサンプルは破損を免れず、いつしかソフトボール大に。公園で遊ぶ子どものゴムボールを目にし、モジュールを中空構造のケース内に浮かすように配置することで、この難問は解消した。こうして誕生した初号機は米国にて、そのタフさがTV番組で実証されてブレイク。この人気が日本に逆輸入され、若者たちの必携アイテムとなった。

開発途中の実験サンプルはまるでソフトボール
開発途中の実験サンプルはまるでソフトボール!!

2009年
GW-5000

GW-5000

見た目は初代由来のクラシック、機能&仕上げは先端スペック

初号機の正統を継ぐ「5000」シリーズの1モデル。スクエアデザインやメタル製センターケースなどは初号機を踏襲し、そこに世界6局標準電波受信のマルチバンド6、タフソーラー、ケース&バックの耐摩耗性強化DLC処理などの先進技術を取り込んだものに。

2018年
GMW-B5000D

GMW-B5000D

伝統のスクエア顔にメタルのソリッドな質感がクール映え

初号機由来のスクエアデザインをそのままフルメタル仕様に。ともにステンレス素材のベゼルとケースの間にファインレジン緩衝体を挟む耐衝撃構造により、フルメタル化を実現。写真は「GMW-B5000D-1JF」。ケース幅43.2mm。SSケース&バンド。8万4700円。

2024年
DW-5000R

GMW-BZ5000D

初代「DW-5000C」の忠実復刻で時計ファン超感涙!

初号機の復刻モデルで、これ以前の限定復刻を凌ぐ再現性を実現。スクリューバックケース、フルフラットベゼル等は初代に忠実で、LEDバックライト等のアップデートも。写真は「DW-5000R-1AJF」。ケース幅42.3mm。SSケース&樹脂バンド。3万3000円。

2025年
GMW-BZ5000D

GMW-BZ5000D

5000系のフルメタルが視認性&装着感UPで超進化

長年蓄積した耐衝撃データを元に、人とAIで共創した新フルメタルモデル。ベゼル&センターケースの新構造によるバイカラー仕上げが目を引く。視認性◎なMIP液晶を採用。写真は「GMW-BZ5000D-1JF」。ケース幅43.6mm。SSケース&バンド。9万3500円。

 
※表示価格は税込み


[ビギン2026年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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