[1位]2026年9月号 Begin Best10
【品格スウェット】ループウィラーの新作はほとんど高級ハイゲージニット!?
これからの時代に向けて編んだNEWシリーズ!

ループウィラーのLWエクストラファイン吊り裏毛シリーズ
「ハイゲージカットソーの感覚で着られる、薄手で品のあるスウェットを」と編み出された新作。ややゆるめのクルーネックLW354(9月発売)、リブ部分をボディと共生地にした上品なLW362、ジップフロントで羽織れるLW79Eの3型からデビューする。他に紺、黒も。順に2万9700円、2万8600円、3万7400円。


新編突入!
世界一正統なスウェットを適正価格で届けるため、直営店での販売にこだわっているループウィラー。自ら店頭にも立つ代表の鈴木さんは、近年、「銀行員や公務員もスーツを着なくていい時代になった」と痛感してきたそう。
そんな時代のトップスには、薄さと、きれいめであることが重視されていると言います。オンオフ活躍するハイゲージニットのような。そこで着手したのが、吊り編みスウェット地にも薄さと品をもたらすこと! でした。
こうして開発されたのが、新定番となる「LWエクストラファイン」です。既存の最薄地「エクストラライト」では、スウェット地を構成する表糸:中糸:裏糸が40:40:16の糸番手で編まれていました。
番手が大きいほど細く、概して高質感な糸と言えますが、新開発のエクストラファインは60/2:60/2:40/2! 短繊維を除去したコーマ糸を双糸に撚ることで、柔らかさと強度を両立させているんです。

と、この数値スペックを机上で設計するだけならある意味簡単。サンプル数着分の生地を編むのも、まぁ大丈夫。真の難関は繊細な糸番手の生地を安定的に生産することですが、カシミアやシルクの吊り編みを商品化してきた長年のノウハウがあるから、薄く、きれいめな糸番手での量産が叶ったんです。
写真で伝わればいいのですが、薄手で柔らかく、ご覧のごとく品もある。その上でヘタりにくく、吊り裏毛らしいふっくら感も備える点が、巷間のハイゲージニットとの違いかと。正統なまま、時代に即した新たなるベーシックを求めて。新編へと足を踏み出したループの第二幕から目が離せません!

ループウィラー 千駄ヶ谷
- 電話 :
- 03-5414-2350
※表示価格は税込み
[ビギン2026年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
