もはや男性も必須!? 酷暑日対策としてバッチリ使い倒せる日傘はこの3つ!
誰もが知っているあの「定番」にまつわる常識からウンチクまで、分かりやすくサクッとお勉強! 今回のテーマは、モノ好きであればこの時期ちゃんとこだわりたい「傘」です。

「酷暑日」対策にもバッチリで使い倒せる傘をリポート
男性にも急速に普及している日傘。どんなのを選べばいいの~ってことで、モノ好きのリポートを。手前味噌ながら、日傘デビューしたビギン編集部二人の愛用品も紹介します。
傘を使う日は、天井絵を見上げた記憶と共に

大澤夏美さん
ミュージアムグッズ愛好家
博物館経営論を軸に、旅をしながら全国の博物館を訪ねてグッズも研究。著書に『ミュージアムと生きていく』(文学通)など。最近は講演会で各地を巡り、グッズを探訪中!
ここのところの旅の必需品は晴雨兼用の折り畳み傘。ゲリラ豪雨、ジリジリ照りつける強い日差し……いずれも道産子の私には大変厳しい大敵です。雪には強いのですが雨は苦手。急な大雨に降られやしないかと……道外への出張の際、カバンの中に折り畳み傘を入れていないとちょっと不安になってしまうほど。大事な相棒として使っています。
そして特に最近は、性別年齢問わず日傘を使う人が増えましたよね。直射日光を防ぐだけでも涼しさを感じますし、紫外線を浴びると疲れやすくなります。日差しのもとを歩く機会が多い旅先では、とにかく疲労防止や熱中症予防として折り畳み傘を使いたい!
最近は、ミュージアムショップでも折り畳み傘を買えるところが増えました。おすすめは、長野県の小布施にある北斎館で販売中の「折傘」。北斎は晩年に、小布施の豪農・豪商である髙井鴻山の招きにより、小布施で作品を制作します。当地で制作された作品が北斎館で展示されているのです。
特に好きなポイントは、傘の裏面に葛飾北斎の肉筆画の代表作《上町祭屋台天井絵怒濤図 男浪図》がプリントされているところ。この、裏面にプリントされているのが大事なんです。男浪図は、鴻山が私財を投じて制作した上町祭屋台の天井絵として北斎が描いたものです。だからこそ、傘の裏面にプリントされる意味がある! 見上げると、展示室で天井絵を鑑賞した時の思い出が蘇ります。
折り畳み傘ですがサイズも直径110cmあり、生地も厚手なのでちょっとした風雨にも負けません。表面のグラデーションカラーが薄墨を思わせ、雨の日はしっとりと濡れた質感が上品でじつに素敵……! 折り畳み傘って、コンビニなどでテキトーに買ったものを何となく使い続けちゃうことも多いので、そんな方への贈り物にしても良いかもしれません。
「男浪」とある通り、北斎が描いた天井画には「女浪」もあります。男浪が波の端々まで強いしぶきを感じさせるのに対し、女浪はぐるりと渦を巻いた様子が印象的。その違いもぜひ現地で見てほしい。そんなことを考えながらこの傘を使えば、旅先での紫外線や雨にも負けない強さを、北斎に分けてもらえそう!

北斎館
折傘(おりたたみタイプ・怒濤図 男浪図)
北斎館オリジナルの折りたたみ傘。弘化二年(1845年)から翌三年にかけて長野県小布施町で制作された、北斎の代表作『怒濤図 男浪図』を配している。直径95cm。6600円(北斎館)
「超軽量&ミニサイズなのに……こんなに涼しくなるの!?」

ブナサワ
ビギン編集部
ブランド史上最小&最軽量というこちら、その収納時サイズ、高さ21cm&幅5cm。その軽さ、約128g。カバンに入れていても、入れているのを感じないレベルです。肝心の性能は、この日傘を使用するとしないのでは、頭頂部の温度は約14.7℃(※)もの差があったという検証結果もあり。自分は暑がりなんですが、これをさしたら別世界。お肌へのダメージも軽減されそう♪
※JIS L 1951に基づく、オフ色

Wpc.IZA[ダブリュピーシー イーザ]
ウルトラライト
撥水性は最高等級5級ゆえ、水滴をしっかり弾く! 耐水圧10,000mmH2Oで、急な雨にもスマートに対応できる。親骨50cm。直径80cm。4色展開。4620円(ワールドパーティー)
「木陰のように涼しい日傘業界最高水準!」

マツエダ
ビギン編集部
東レ開発の生地『サマーシールドⅡ』を使用し、UVカット率・遮光率・遮熱率すべてにおいて、業界最高水準。そしてこちらは晴雨兼用なんですが、耐水圧は2万7000mm超え。嵐に対応する耐水圧の基準が2万mm以上とのことなので、昨今のゲリラ豪雨にだって余裕。夏のどんな場面にも対応してくれるんです。2026年の夏は涼しい顔していられそう~

Waterfront[ウォーターフロント]
コカゲプラス アクティブ 折りたたみ日傘 耐風55cm
累計販売実績13万本超えの人気シリーズから登場した軽快タイプ。耐風構造で、ビル風もへっちゃら。重量約265g。折りたたみ時全長26cm。直径98cm。8800円(ウォーターフロント)
※表示価格は税込み
[ビギン2026年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
