何買うか迷ったら、ファッション巧者が愛してやまないソックスを選べ!

【ベーシックラバーに聞く愛し抜けるソックス選び】
ファッション巧者でも、案外手を抜きがちなのがソックスでしょう。単なる下着にとどまらず、機能にもデザインもこだわる二人を紹介します。ソックス難民の答えがここに!
やっと辿り着いた安住の一足は。大好きなヴァンズとも名コンビに

Convenience Wear[コンビニエンス ウェア]
ラインソックス
足底はふっくら肉厚のパイル編み。抗菌防臭機能により臭いにくい。22-25cm、25-28cmの2サイズに加え、13-19cmと19‐22cmのキッズ用、別の配色など続々と販売中。429円(ファミリーマートお客様相談室)
ファッションライター
いくら直幸さん
1978年生まれ。ライター活動20年を迎え、現在はウェブや雑誌、有名ブランド&ショップの広告を手掛けるほか、日テレ『ヒルナンデス!』にも出演する。紹介の靴下は、ヴァンズとの合わせがお気に入り。
僕は流浪の民だ。いや、定住の家はある。では何かって、ソックスの話。いろいろと楽しむ洋服と違い、下着はコレと決めた私的スタンダードを1週間分ほど揃え、着古してもリピートするのが自分の理想。
ただ、納得のいく靴下と一向に出会えず、長年さまよい続けてきた。求める主な条件は、穿き心地は無論、①今後も手に入る定番品、②生活圏やネットで手軽に購入できる、③買い替えやすい低価格。実際は数千円するモノも何足か所有するが、着用と洗濯を繰り返すデイリーユースには安いほうが気兼ねしない。
で、遂に辿り着いたのがファミリーマートのプライベートブランド、コンビニエンス ウェアだ。とりわけ、アイコニックかつ洒落心も効いたファミマ配色のラインソックスは出色のルックス。とはいえ、見た目&値段だけの出オチでなく穿き心地も上々なうえ、国内外で評価の高いファセッタズムのデザイナー・落合宏理氏との共同開発という点もグッときた。かくして、数量限定でリリースされた往年のam/pmカラー、無地や丈違いも追加購入して今日に至る。
コンビニ靴下=出先で応急として利用する使い捨てのイメージを完全に覆された。ウチでは妻も大人買いし、内1足を10歳の息子が横取り、さらには7歳の娘まで欲しいと言い出してファミリーで愛用。まさしく、その店名に偽りなし! である。(文/いくら直幸)※2022年時点の情報です
雲上のニューバランスをもっと雲上にする肉厚パイルの足袋型ソックス

THE ROLE DESIGN[ザ・ロールデザイン]
ピギーソックス
オーソドックスなリブソックスに、足袋型のつま先デザインを融合。つま先はリンキング製法で繋ぎ、かかとは立体的に成型されている。抗菌防臭機能も搭載。「ピギーソックス」2530円(スタンレーインターナショナル)
アダム エ ロペ バイヤー
大瀧北斗さん
1984年生まれ。28歳でエディフィスのバイヤーに抜擢され、現在はアダム エ ロペでバイヤーを担当。シューズのサイズは29cmと大きめで足回りのストレスも人一倍多く、ゆえにソックスの快適性にも執念を燃やす。
5本指のソックスがひと昔前に流行りましたよね。なんせ見た目がアレだったので穿かなくなっちゃいましたけど(笑)、穿き心地は本当によかった! あの気持ちよさに匹敵する着用感で、なおかつスニーカーにも革靴にも合うという誰もが求める、そして何より僕の理想形のようなソックスに、今年出会ったんです。
足袋みたいに二股に分かれたつま先は、親指とそれ以外をセパレート。親指が自由に動くこの構造は歩くときにベストな設計らしくて、たしかに長時間穿いていても疲れにくいんです。指の間にスキマができるからムレにくいし、抗菌防臭加工のおかげか嫌なニオイもしない。さらに、トウはシームレスでゴロつきのないリンキング製法で繋ぎ合わせられ、足裏からアキレス腱あたりまで細か~いパイル地がカバー。
高級なドレス系のソックスにもこういう細リブのものがありますが、ここまで足裏パイルが肉厚なのってそう多くはない。機能的だけど、くるぶしから上は上品だから、革靴に合わせたって違和感がないんです。
ちなみに、愛用しているナイキの足袋型シューズにはコレ専用!? ってくらいシンデレラフィットしますし、ニューバランスとセットで穿けば、ゴロつきのないフィットとの相乗効果でマジで包み込まれるような穿き心地。この組み合わせからはもう一生、足を洗えないかもしれません(笑)。
※表示価格は税込み
[ビギン2026年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
