COOL Begin
Oct-03-2025

タイアップ

時代も性別も超えて愛される、L.L.Beanの100年定番

【L.L.Bean】フィールド・コートのコーディネートはこうでないと!帖

101年の歴史を重ねてきたヘリテージにして現在も人気が衰えない大定番は、その名のとおりフィールドはもちろん、タウンユースでも高い支持を集めています。

さらに、素材やシルエットの異なる魅惑的なバリエーションが毎シーズン登場するのも好評の理由。

今回は、各モデルの個性を活かしながら、男女それぞれのデイリースタイルに落とし込むコツを、エル・エル・ビーン好きのスタイリストが指南します!

教えてくれた人

Profile

スタイリスト

飯塚 俊さん

アパレル会社での勤務を経て、スタイリスト武内雅英氏に従事。2020年の独立後は『Begin』をはじめとするメンズファッション誌やWeb媒体を中心に活動し、カジュアルからドレスまでリアリティを大切にしたコーディネートを提案。エル・エル・ビーンのファンでもあり、新旧さまざまなアイテムを所有する。

着用したのは……

Beginスタッフ
ミツオ:身長175cm/男性
モリカワ:身長163cm/女性

こうでないと!帖①
オリジナル・フィールド・コート

101年愛され続ける不朽の傑作

狩猟用として1924年に誕生したメイン・ダック・ハンティング・コートを原点とし、1947年に現在のネーミングに。日本では70年代のヘビーデューティーブーム、90年代の渋カジの流行とともに大ヒットして知名度を高めた。

ソフトにしてタフ、撥水&防汚加工も施されたコットンキャンバスの表地をはじめ、身頃のライニングには柔らかく暖かなチェックのフランネル、袖の内側には滑りのよいナイロン、衿と袖口裏には肌触りの優しいコーデュロイが配され、悪天候でも頼もしい。

さらに左胸のジップポケットと腰のWポケットにより収納力もたっぷり。細部のアップデートを図りながらも、1世紀以上にわたって基本的なデザインや仕様を変えぬまま、アウトドアフィールドでも街でも愛されて止まない不朽のロングセラー。

【STYLE for MEN】

POINT①:美配色のチェックを効かせて爽やかに
POINT②:センタークリースパンツで品のよさを
POINT③:ストリートなグラフィックTで今っぽく

「クラシック感を活かしつつ土っぽさを抑える」

「ネルシャツとチノパン、モカシンブーツを合わせたヘビーデューティースタイルです。やはりクラシカルなフィールド・コートには、こうした王道のコーディネートが一番しっくりハマります。ただし無骨になりすぎないよう、彩り爽やかなチェックを取り入れたり、ボトムもセンタークリースの入ったキレイめなタイプを選んだりして、土っぽさを和らげるのがポイント。すると、昔ながらの感じとはひと味違った、洗練された雰囲気に仕上がります」(飯塚さん)

着るとこんな感じ

こうでないと!帖②
ライトウェイト・フィールド・ジャケット

着こなしやすい短丈&薄手仕様

フィールド・コートの基本デザインを踏襲しながら、やや薄手のファブリックを採用するとともにライニングを省略。併せて着丈も短めにすることで、着心地・見た目ともに軽やかに仕上げたウィメンズの新作。

胸ポケットのファスナーを排し、フロントもメタルのスナップボタンに変更したほか、腰のWポケットも一体型にアレンジ。さらにウォッシュ加工により程よく着込まれたような風合いとなっており、最初からこなれた表情を味わえる。

組み合わせるインナーやレイヤード次第で秋から冬、春まで活躍するうえ、街に映えるカラー展開も魅力。

【STYLE for WOMEN】

POINT①:グレージュのフリースで着こなしに奥行きを
POINT②:シャツの裾出しでこなれた印象に
POINT③:ブラックのボトムスで引き締める

「モノトーンベースにニュアンスカラーが映える」

「セージグリーンのフィールド・ジャケットに、グレージュカラーのプルオーバーフリースを合わせることで、ニュアンスカラー同士が重なり、着こなしに奥行きが生まれます。また裏地や中綿のないアウターも、こうしたレイヤードによって冬にも対応できるように。一方、きちんと感のある白シャツしかり、黒のコーデュロイパンツしかり、ベースは都会的なモノトーンスタイルなので、カジュアルになりすぎる心配もありません」(飯塚さん)

着るとこんな感じ
オリジナル・フィールド・コートを彷彿とさせる、サドルカラーも着てみた

こうでないと!帖③
プロスペクト・ハーバー・フィールド・コート

気軽に纏えるヴィンテージの風格

ブランドの名作やアーカイブからインスピレーションを得て、日本の気候とトレンドに即してブラッシュアップを図るジャパンエディションの新作。

無骨でヴィンテージライクな雰囲気を漂わせる一着は、コットンのようなマットな表情と自然な肌触りを持ちながら、軽量性とストレッチ性を兼ね備えた特殊ポリエステル「テックダック」を採用。さらに特殊プリントと製品洗いを施すことで、程よく着古されたコットンキャンバスの風合いを再現している。

着用・洗濯を重ねるほどにフェードが進み、ますます味わい深く育つのもグッとくるポイント。重厚感のある本格派なルックスに反して軽やかな着心地となっており、ウィメンズ向けにショート丈も展開。

【STYLE for MEN】

POINT①:アースカラーベースに馴染むフェイドブラック
POINT②:奇をてらわずベーシックアイテムを合わせる
POINT③:ビビッドなニット帽でスパイスを効かせる

「ベーシック服と合わせるだけで今っぽい着こなしに」

「このフィールド・コートは、トレンドのブラックデニムを思わせるフェイドカラーが魅力で、今の気分にぴったり。旬度の高いアウターなので、手持ちのベーシック服と合わせるだけで今っぽいコーディネートに仕上がります。そこで今回は、エル・エル・ビーンらしさを感じさせる定番服、つまりフリースジャケット&チェックのフランネルシャツ、パンツにはコーデュロイを選びました。仕上げに、好発色のニットキャップを差してアクセントを効かせています」(飯塚さん)

着るとこんな感じ

こうでないと!帖④
ビーンズ・フィールド・コート、インサレーテッド

着心地ハイテク、着こなしクラシック

昨年に初リリースされて大好評を呼んだジャパンエディションの人気モデルが今季も登場。

メインの素材は、コットンとポリエステルとナイロンをブレンドした高密度ファブリック。そこに軽量かつ保温力が高く、ふっくら感や圧縮収納性にも優れる次世代のストレッチ中綿、3DeFX+®を充填。これによって非常に快適な着心地が叶えられている。

また今シーズンはウォッシュ加工を改良したことで起毛感が増し、いっそう滑らかなスエードタッチを楽しめるように。短丈のウィメンズに加えて、ヒップ丈のメンズタイプも用意。

【STYLE for WOMEN】

POINT①:短丈アウターにワイドなデニムが好相性
POINT②:立体感を生む柄×柄のレイヤード
POINT③:ボンボンニット帽でトレンド感アップ

「短丈アウターをもっと今っぽく着るレイヤード術」

「身幅が広めで着丈が短い今どきシルエットのフィールド・コートは、インナーの裾を出すといっそう今どきのバランスに。柄物同士のレイヤードは難しく思われがちですが、共通の色が入ったアイテムを選び、さらに柄の間隔が近いデザインを組み合わせれば、意外とすんなり馴染んで着こなしに立体感を与えられます。また、赤系×青系のチェックシャツがニット帽とデニムの色も拾っているため、多色使いのコーデでもまとまりがあり、うるさく見えない点もポイントです」(飯塚さん)

着るとこんな感じ

こうでないと!帖⑤
ビーンズ・フィールド・コート、インサレーテッド インディゴ

ヴィンテージ顔なのに軽くて暖かい

着込んだカバーオールの ようなヴィンテージムードが漂うこちらも、ジャパンエディションのアイテム。

インディゴ染めしたコットンの細番手糸とポリエステルの中空糸を高密度で織り上げた表地は、軽量で柔らかく滑らかな風合い。ライニングにはナイロン素材を用い、その内側に薄い中綿を2枚封入したダブルインサレーション仕様により高い保温性を実現している。

仕上げにストーンウォッシュを施すことで、長年愛用したヴィンテージのような趣に。ショート丈のウィメンズモデルもラインナップされている。

【STYLE for MEN】

POINT①:白のモックネックを覗かせてヌケ感を
POINT②:アウター以外はダークトーンを基調に
POINT③:スウェットパンツ&スニーカーでスポーティに

「ワークウェア的な無骨さをスポーツミックスで軽やかに」

「デニムカバーオールのようなラギッド感を備えたフィールド・コートに、スウェットパンツやハイテクスニーカーを合わせて、今どきなスポーツミックスに仕上げました。他のアイテムをダークトーンに抑えることで、主役であるアウターの表情がより際立ちます。上下をネイビーで揃えるのも、都会的なスタイルを演出する有効手段。小物やディテールで挿し色を入れると、着こなしにリズムが生まれて単調な印象になりません」(飯塚さん)

着るとこんな感じ
商品の問い合わせ先/エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター
TEL:0422-79-9131
Official Website:https://www.llbean.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/llbeanjapan/

※表示価格は税込み


写真/東郷侑樹(YUKIMI STUDIO) 文/いくら直幸 スタイリング/飯塚 俊 企画・構成/大内隆史

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