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【祝25th】だれもが夢中になるパック界の雄「ミステリーランチ」読本
だれもが夢中になるパック界の雄
ミステリーランチが本物志向の定番好きを夢の中へと誘い続けて、今年でちょうど25周年!(祝) 仕事カバンとして市民権を得たことで、近年パック界は異様な盛り上がりを見せてますが、ことクオリティに関しては、やっぱりここがぶっちぎりなんですよね。なんたってメインターゲットに据える相手からして異次元。
ミリタリー、ハンティング、ファイヤーファイター、クライミング……。詳細は後述しますが、パックを単なるギアではなく、命綱とするプロフェッショナルたちの要求に応える、その飽くなき熱意と探究心を、創業者デイナ氏はこう表現します。“Still Crazy”。そして“Have Fun”とも。
仕事に、遊びに、夢中になっている人たちの生命線になり得るギアを、自分たちもまた夢中に、楽しみながら作り、愛用する。ミステリーランチのスタッフ自身が10年以上にわたって使い続ける、背景に敷き詰めた写真の愛用パックからもわかるように。
昨年クーラーボックスで有名なイエティ社の傘下に入りましたが、こうした膨大な愛とノウハウをパンパンに詰め込む製品哲学は一切不変! 創業から25年経った今なお変わらず、これからもきっと変わらない、そのクレイジーマインドを、この節目のタイミングで改めておさらいします。
History of DANA
Founder:Dana Gleason
ミステリーランチ創業者 デイナ・グリーソンさん
1953年生まれ。幼少期からアウトドアに親しみ各種ギアのバイヤーやリペア職人として活躍後、自らも理想の製品作りに着手。以来長らく第一線に立ち続け、ギア好きなら誰もが知るブランドを立ち上げてきた、通称“パック界の神”。ブレイクしても簡素化の道を辿らない硬派な物作りは、世界中のギア好きからリスペクトされている。
日本で一番MRを知る漢が厳選!
ミスらん名品15選
25周年の間で生み出してきた製品のなかで、後世に語り継ぐべき名作はどれか。本国と日本の架け橋役を担う関口さんに、私的な思い入れたっぷりにセレクトしていただきました。
「名作が多すぎて絞るのにかなり苦労しました(焦)」
エイアンドエフ ミステリーランチ
ブランドマネージャー 関口知秀さん
【2002】Mountain Monkey(廃盤)
「創業当初に5〜6型製作したなかで、代名詞の“フューチュラヨークシステム”を初搭載したモデルのひとつ。『THE WORKS @ MYSTERY RANCHだった頃のロゴを備えた黎明期の佳作です」
【2005】Sweet Pea(廃盤)
「アイコニックな“3ジップアクセス”を初搭載した記念碑的モデルにして、現在ブランドの顔的存在になっている『3デイアサルト クラシック』の源流と言える名品。山から街までマルチに活躍する汎用性も魅力でした」
【2005】Booty Bag(廃盤)
「デイナがある音楽フェスのノベルティ用に作った2wayバッグ。シンプルがゆえに、素材と作りのよさが光ります。ファッションマーケットにも大きな爪痕を残し、ブランドの知名度を急上昇させた功績は偉大ですね」
【2005】Hot 3(廃盤)
「アメリカの林野火災専門の消防士、いわゆるホットショットのために開発。穴を掘ったり、チェーンソーで木を伐採したりと、立って→屈んでを繰り返すことの多い彼らのために、重心を低くしているのも特徴です」
【2006】SATL(20万3500円)
「特殊任務を請け負う米軍屈指の精鋭部隊“SOCOM(ソーコム)”の採用品として、制式契約に至ったミリタリーパック。コストよりも品質優先! という、ミステリーランチのフィロソフィーを体現する製品です」
【2007】3Day Assault(廃盤)
「名機『スイートピー』をもとに改良したモデル。多様なツールをカスタムできる前面のデイジーチェーンをはじめ、ミリタリーの意匠が色濃く反映されています。おそらくミステリーランチで最も販売数が多い、代表作です」
【2007】Outsider(廃盤)
「まだ各種プロたちに向けた、いわゆるミッション系パックばかりだった当時、デイナの息子D3が遊び心全開で開発したメッセンジャーバッグ。機能的な意匠がテンコ盛りされていて、2010年代に大ヒットしました」
【2014】Terraplane(7万1500円)
「『クレッターワークス』時代に生まれた名前で、デイナは代々大型パックにこの名を使ってきました。局地遠征などに赴く人たち向きで、フレームも構造もまさに堅牢。作りも立ち位置もアウトドアパックの頂点ですね」
【2014】Dragon Slayer(廃盤)
「ファストハイキング用パックのハンティング版ともいえる隠れ名品。このカテゴリーのパックのなかでは、比較的軽量な部類で、そこまで大型でもなく、汎用性も高い。素早く活動したいハンターにかなり好評でした」
【2015】Double Dragon(廃盤)
「これはかなり特殊! ファイヤーファイターに向けて開発された珍品で、ロールした状態の消防用ホースが2本格納できるように設計されています。コンセプトである“ビルト フォー ザ ミッション”を体現する存在です」
【2016】Met Calf(8万3600円〜)
「ハンティングカテゴリーで最も売れた製品。フレームとパック本体の間に、仕留めた獲物などを積載できるスペースを設けられるよう、両者を切り離せる“オーバーロードフィーチャー”という意匠が採用されています」
【2017】Scape Artist(廃盤)
「エイアンドエフの創業40周年記念として特別に製作してもらった思い出深い作品。ハンティング用の『スケープゴート』を普段使い向きに仕様変更したことで、使い道は多彩に。海外のユーザーからも大好評でした(誉)」
【2018】Blackjack 100(36万3000円)
「米軍特殊部隊“SOCOM”制式採用モデルの一般部隊向け版。4つの外ポケのほかボトムコンパートメントまで備わっていて、とにかく大容量。大荷重を背負っても安定感を損ねない独自設計も厚い信頼を得ています」
【2022】Bridger 65(5万8300円)
「この『ブリッジャー』もまた前身の『デイナデザイン』時代から受け継がれる製品名。通気性を意識したエアフローの背面機構をはじめ、登山用パックのなかでは新しい機能が盛り込まれている新定番的プロダクトです」
【2024】Radix 47(3万8500円)
「水平方向に長距離移動することを前提に開発されたモデル。パック本体の軽さへの要求にきちんと応えながら、背負い心地や耐久性、アクセス性も犠牲にしない。カスタム性の高さも魅力のオールラウンダーといえます」
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