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今さら聞けない傑作インテリア年表 1941-1959 アメリカ全盛期

エメコNAVY1006

この椅子が屈強なのは軍事目的で生まれたアルミニウム製だから!アルミの50%はコカ・コーラの缶を再利用しています。戦後はアルマーニなどのデザイナーが愛用するデザインチェアに変貌!W39×H86×D50cm。6万9300円。赤はコカ・コーラのペットボトルを再生したもの。3万9900円。
(問)ロイヤルファニチャーコレクション TEL03-3593-3801

ヴィトラ・デザイン・ ミュージアム コーヒーテーブル

効率を考えても、当時のテーブルはほぼ丸か四角。無駄に切り落とす部分が多い楕円はもってのほか。その常識を破ったのがコレ。彫刻のようなデザインですが、この形は人の距離が近くなり会話しやすいという実用性もあります。NY近代美術館(MoMA)の館長邸のために作ったものが原型とか。W128×H40×D93cm。20万4750円~。
(問)hhstyle.com青山本店 TEL03-5772-1112

オゼキAKARI

日本人の父とアメリカ人の母を持つイサム・ノグチが手掛けた照明。岐阜を訪れた際、提灯の復興のためにデザインを依頼されたのが始まりの、いわば”町おこし傑作”です。和紙から透ける光は、温かで程よく室内に広がるもの。驚くことに、そのデザインはなんと100作以上!写真のもので本体φ45×H43cm。1万4490円。
(問)ヤマギワオンラインストア TEL03-5418-9022

ジョルデ 4040デスクランプ

アングルポイズに代表されるL型のアームを持った照明は、頻繁に動かすと配線を傷める問題がありました。そこで登場したのが、ヒンジの中に金属板を埋め込み、配線を使わず電流を流すこの照明。フォルムも美しくなり、今でも世界的に人気あり。φ16×アーム44+44cm。5万5650円。
(問)パシフィックファニチャーサービス TEL03-3710-9865

ヴォーンベダルフ ウルムスツール

戦後ドイツに創設された、バウハウスの理念を受け継ぐ「ウルム造形大学」のためにデザインされたスツール。学生たちが腰を下ろすだけでなく、テーブルや書籍をのせるトレイとして、逆さにしてバーをつかんで持ち運べるなど、その使い方は変幻自在。ちなみに一切釘を使ってません。W39×H44×D29cm。3万3600円。
(問)メトロクス TEL03-5777-5866

天童木工 バタフライスツール

イームズ夫妻の合板の椅子の影響は、戦後の日本にも到来。ただ、こうした新素材を意識しつつも形は日本特有! このバタフライスツールは同じ形をした2つの合板パーツをくっつけただけ。椅子といえば3、4本脚が当然だった、西洋家具に全く似ていないものが生まれました。W42.5×H38.7×D31cm。4万5150円。
(問)天童木工お客様相談室 TEL0120-01-3121

カッシーナ スーパーレジェイラ

と、当時宣伝をしていた、イタリア量産家具のはしり。軽量化のため三角形のフレームを採用し、その名の通り1.7kgと軽いこの椅子はアメリカで大ヒット! その後イタリア家具の人気が高まるきっかけになりました。デザインはイタリアの片田舎の椅子がベース。W40×H83×D45cm。19万9500円。
(問)カッシーナ・イクスシー青山本店 TEL03-5474-9001

ルイスポールセン PH5

昔の照明は、裸電球が見えました。ただ光が直接目に入り眩しすぎる、という問題が。そこでへニングセンは1926年にそれまでの照明思想と全く異なる、計算した形のシェードで電球を覆う「PHランプ」を発表。その後継が金属製のコチラ。以前よりも手元の明るさがアップされています。φ50×H28cm。8万6100円~。
(問)タルジェッティ ポールセン TEL03-3586-5341

フリッツ・ハンセン エッグチェア

ジェット機が飛び海外客が増えた時代、国の窓口となる飛行機会社が建てたホテルのロビーに、国内最高の家具を置くのは当然のこと。ヤコブセンの傑作もそのひとつ。クッションに新素材を使い、流麗フォルム&薄さ、良好な掛け心地を実現。彼はホテルのすべてのデザインを担当。W86×H107×D79cm。65万5200円~。
(問)フリッツ・ハンセン TEL03-5778-3100

※表示価格は税抜き

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