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【ビルケンシュトックなど】U-1万円でここまで進化! 名作のDNAを継ぐEVAサンダル5選

アイランドスリッパ_EVAトングサンダル

【2025年の世界トレンドがわかる!? 靴&サンダル万国履く覧会】
日本では20年ぶりの開催となり、蓋を開けてみれば大賑わいの大阪万博。世界中から集結する最新の技術や文化に浮足立つのも結構ですが、文字通り足元がおろそかになってません?(笑)というわけで本パビリオンでは、ビギンが2025年の靴&サンダルの最新トレンドを徹底ガイド! 夏の主役を決める万国“履く”覧会、堂々開幕です!

物価高の今、コスパで考えるとむしろ本家超え!?
【GOOD PRICE SANDALS】名門のEVA化

ココに注目!
■とにかくお値打ち! モノによっては本家の半額以下
■名門の叡智が詰まったフィット感はそのまま!
■EVAだから丸洗いできてケアもイージー♪

定番力ムンムンな名門の入門用にももってこい!

各国に散らばる万の靴から、今後ミャクミャクと受け継がれていきそうな名作をお届けする万国“履く”覧会。今回は、もはや独立国家でしょ! レベルに人気のハワイから、名門アイランドスリッパの登場です。

何を隠そう、このサンダルの大家は今季80年近い歴史のなかで初となるEVAサンダルをリリース! いやはや、これはリアル万博のパビリオンで取り上げられてもおかしくないクラスの大事件です。

そもそもEVAとは“エチレン酢酸ビニル”のこと。軽くて柔らかくて水にも強い合成樹脂素材なんですが、これをアッパーに使った製品は、素材の特性上どうしても味気な〜い印象に陥りがち。だからスニーカーなんかでは、主にクッション性を担保するミッドソール材として使われてるんですが、今作はご覧の通り。定番のレザートングと並べても遜色ないほど洒脱なオーラを放っているじゃありませんか!

これは何度も何度もトライ&エラーを重ね、お馴染みのウイスキーカラーや革のシボ感、ステッチ風の凹凸まで、オリジナルを完コピしたからこそ! おかげで名門の格を損ねないまま、クッション利きまくりで、丸洗いもできて、夏レジャーでも臆せず遊べちゃう♪ というオールラウンダーに仕立てられたってわけ。

し・か・も、なんと今作では、加工しやすいという同素材のメリットを最大限に活かして、驚きのU-1万円を実現!(喜)あらゆるメディアで“物価高”というワードが踊る昨今、その流れに逆行するヒーローが、ここに爆誕!

今や3万円手前(涙)のトングサンダルがなんと1万円を切りました!【¥9,900】

アイランドスリッパ_EVAトングサンダル

ジャクソン マティスのシャツ2万6400円(ハンドイントゥリーショールーム) アイヴァン 7285のサングラス7万4800円(アイヴァン 7285 トウキョウ)

ISLAND SLIPPER[アイランドスリッパ]
EVAトングサンダル

円安 × 原料費の高騰というWパンチで、やむなく高値の花化しつつあった同ブランドが、多くの人のエントリーのキッカケになればと開発した、史上初のEVAモデル。定番モデル「PT202」と同じ、オリジナルのPTソールを採用してるから、屈曲・耐久・グリップ性能も文句なし! オリジナルは2万8600円(以上、GMT)

From Hawaii

From Hawaii海外旅行といえばココ! 2025年6月1日以降、航空券の燃油代が各社値下げの見込み。

すべてU-1万円! 名作のDNAを継ぐ盲点EVA

名作のDNAを継ぐ盲点EVA

1973年から衰え知らずの人気を誇る名機がリボーン

¥7,700

ビルケンシュトック_アリゾナEVA

BIRKENSTOCK[ビルケンシュトック]
アリゾナEVA

気に入ったモノを愛し抜くことで著名な、かのスティーブ・ジョブズ氏も使用していた名機も、この度EVA化。アッパーもインソールもフットベッドもアウトソールも全身EVAだから、驚くほど軽くて柔らか♡ 天才が存命なら鞍替えしてたかも!? (ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス)

ビルケンシュトック_アリゾナEVA

本家「アリゾナ」は1万3000円くらい

アリゾナ

スポサン界の帝王は“ラクチン”の底上げに着手

¥9,900

チャコ_クッシュ Z

Chaco[チャコ]
クッシュ Z

パッと見はスポサン界の永世定番「Z1 クラシック」に酷似してるものの、ミッドソールにリサイクル素材を用いたEVAを使うことで、環境にも足にも優しいという優れもの。ヒール部にはメッシュ素材のパッドを採用しているので、足当たりも優しく、一日中履いても蒸れずに快適♪(エイアンドエフ)

チャコ_クッシュ Z

本家「Z1 クラシック」は1万5000円くらい

Z1 クラシック

雲上を体現するホワイト × グレーの美配色もセンスフル

¥9,900

ホカ_オラ リカバリー スライド 3

HOKA[ホカ]
オラ リカバリー スライド 3

クッショニングに一家言もつ同社のなかでも、屈指の“快”を誇るリカバリーサンダル。サトウキビ由来の超極厚EVAミッドソールを採用することで、雲上の履き心地を実現しつつ、アッパーに4か所のエアフローベンチレーションを設けることで、蒸れ知らずの通気性も獲得している。(デッカーズジャパン)

ホカ_オラ リカバリー スライド 3

定番「ボンダイ 9」は2万5000円くらい

ボンダイ 9

フィールドを選ばず履き回せる万能選手

¥7,700

メレル_ハイドロモック

MERRELL[メレル]
ハイドロモック

アイコン的存在の名機「ジャングル モック」の“アフタースポーツシューズ”という遺伝子を受け継ぎ、持ち前の快適性能を徹底追求。軽くて反発弾性に優れる環境配慮型のEVAフォームを使い、通気性や水抜けにも注力することで、水陸両用を実現した、夏レジャー向きの新作。(丸紅コンシューマーブランズ)

メレル_ハイドロモック

本家「ジャングル モック」は1万5000円くらい

ジャングル モック

 
※表示価格は税込み


[ビギン2025年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

Begin 2025年7月号の表紙

Begin 2025年7月号

靴&サンダル 万国履く覧会BEST100

定価820円(税込)

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