「似合うかどうかじゃない」ムロフィス・嶋田さん流“なじませる”小物選び【帽子とメガネのお作法】
【“誰でもすぐお洒落♪”な魔法のコンボ】
とかくお洒落は難しい。どうせなら手っ取り早くお洒落になれたほうがよくない? そんなモノグサ型の同胞にオススメしたい、お洒落さんへの近道が「帽子×メガネ」! セット使いすることでグッと玄人感が増すんです(ヒゲもお好みで♪)。「帽子とメガネといえば!」な方々に、重くなり過ぎずに洒落て見える、各人の作法やモノ選びのコツ、ときどきヒゲトークを伺ってきました。
「使っていいなら使いたい」
ムロフィス シニア・マネージャー
嶋田哲也さん
ザ・ノース・フェイスをはじめ、さまざまな人気ブランドのPRを担当。ボルダリング、トレラン、ロードバイクと、アクティブな趣味人としても知られた存在。帽子は幅広い種類を100個近く所有するが、近年はもっぱらキャップがメインに。ツバは長めがお好み。
カッコいいアイテムを使わないってファッションとしてもったいない!
「視力が悪いのでメガネは生活必需品。仕事柄OKな帽子もほぼ毎日かぶってます。あと使える小物は使いたい、カッコいいアイテムを使わないのはもったいないので、いつも帽子とメガネはセット。似合う似合わないより、僕は使ってるうちに似合ってくると思ってます。」
「ただ服装のテイストに揃え、今日はワークなブルートーンだから帽子もネイビーで、かつ白のステッチでワークテイストに。メガネはクラシカルな雰囲気で馴染みのいいグレーに。こうした選びが、しっくりくる近道かもしれませんね」
SHIMADA’S FAVORITE SET
シェア・ザ・ファンタジーのロングブリムキャップ + 10 アイヴァンのno.7-Ⅲ
ポストオーバーオールズのワークレイヤードに調和する、コットンリップのキャップをチョイス。10 アイヴァンのメガネは、普遍的なムードのウェリントン型セルロイドモデル「no.7-Ⅲ」。グレーのフレームに調光レンズを入れているそう。帽子、メガネともに本人私物。
SHIMADA’S ANOTHER SET
ザ・ノース・フェイスのノベルティキャップ + アイヴォルのミラル RX47
アイヴォルのサングラス「ミラル」は、自身の趣味であるトレイルや自転車など、スポーティなシーンで活躍。一方で、帽子をノースのサミットシリーズのゴアテックスキャップを合わせれば、全体をアウトドアテイストなコーデにまとめられる。帽子、メガネともに本人私物。
ヒゲもOKな職業で、ずっと生やしてたんですが、先日ふと全剃り。で、いつも通りメガネをかけて帽子をかぶったところなんだかしっくりこない(笑)。個人的には少年っぽくなる気がして、ある程度のヒゲもセットですね。
※表示価格は税込み
[ビギン2025年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。