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創業当時の優美なフォルムが復活! 正統進化をとげた「ゼロハリバートン」を見よ
創業当時のフォルムを最新技術で復活!
【ゼロハリバートンのヘリテージライン】
1938年創業当時の製法・素材を踏襲しつつ、軽量化に成功。旋回性に優れた60mm静音キャスター、ワンタッチオープン式のTSダイヤル式ラッチロック、オイルダンパー式のオートリターンハンドル、荷物の偏りを防ぐ調節可能な中仕切りフレックスディバイダーなど、便利機能も満載。ブラック、シルバーの2色展開。2月末発売予定。キャリーオン M:サイズ56 × 35 × 24cm、4.9kg、34リットル。18万7000円。
ゼロ点回帰
軽量化を追求するゼロハリバートンが近年採用している素材は“5000番系”アルミ合金。軽くて折り曲げ加工を施しやすい反面、構造上どうしてもコーナーガードを着ける必要が……。
それゆえ、創業当時から続くアルミニウムの塊を削り出したかのような優美なフォルムは姿を消していたわけですが、この度、当時の素材&製法でまさかの復活!! NASAに採用されたり、映画『007』に登場する“あのゼロハリ”が帰ってきたんです。
1947年の広告。航空機の機体と同じアルミを使用していた
当時のボディ素材は“6000番系”アルミ合金。“5000番系”より硬く、加工が難しいため敬遠されていましたが、独自のプレス加工技術と緻密な加熱温度調整でわずか1mmまで(驚)薄くすることに成功。それにより、軽さと頑丈さ、高い密閉性を兼備したラゲージが完成したというわけです。
つまりは、ブランドのゼロ地点に立ち返った正統進化モデル。現時点で同素材を採用したラゲージが他にないことからも、その革新性が窺えます。
荷物の偏りを防ぐ仕切りを両面に完備
ワンタッチで開けられるTSダイヤル式ラッチロック
(問)ゼロハリバートン カスタマーサービス
☎ 0120-729-007
※表示価格は税込み
[ビギン2025年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。