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感覚だけで選びがちなパターこそフィッティングを。オデッセイのパターフィッティングを体験してきた!

ゴルフブランド「キャロウェイ」のことを、雑誌ビギンがモノ誌の視点で改めて考えました。 1年間72本の連載で、ギア・アパレル・店舗の魅力を徹底解説いたします。これを読んで、いざ今年のゴルフはキャロウェイではじめよう!

[4th Shot]
最もスコアアップを実感できる!?
パターフィッティングでAI設計の真価を実感!

前回の記事で、Begin社長の波多がドライバーのフィッティングを体験しましたが、今回はその足でオデッセイのパターフィッティングを体験してもらいました。場所は前回同様の東京・神宮前のキャロウェイ|トラヴィスマシュー青山店。この店舗の地下に下りれば、パターフィッティング「パットラボ」の設備が迎えてくれます。量販店ではなかなか見ない長尺から、レフティー用まで揃うのはやはり直営店。もちろんここでも、キャロウェイとオデッセイを知り尽くした専任スタッフがフィッティングを担当してくれるので、「パターと言えば」のオデッセイの真髄を味わいましょう!
オデッセイのパットラボでパターフィッティングができるのはこちらの他に、大阪のキャロウェイ心斎橋店、ヴィクトリアゴルフ新宿店9Fの計3店舗。パターフィッティングの料金は4950円ですが、フィッティング後にパターを購入すれば無料になります!

左は今年1月31日に登場したAi-ONEシリーズの追加モデル「Ai-ONE JAILBIRD MINI VERSA90 DBパター」。トウ側とヒール側にネイビーを使い、中央には太いホワイトの帯が描かれていることで、ライン上に正確にセットしたりストロークしたりしやすいものになっている。4万6200円~。右はミルドによるソリッドな打感とAi-ONE チタン・インサートによる寛容性を両立させた「Ai-ONE MILLED TRI-BEAM DOUBLE WIDE T CSパター」。三角形のラケットホーゼルにより、フェースの向きのブレを抑制する効果に加え、ヘッド内外のトウ・ヒールに配置された多くのタングステンにより、非常に高い慣性モーメントまでも実現している。6万4350円~。

2019年に誕生したドライバー「EPIC FLASH」以降、キャロウェイのクラブフェースはAIが設計し、多くのゴルファーに異次元の飛びと安定性を与えてくれました。その流れを受けてパターにもAI設計が導入され、市場を席巻しているのが2023年11月登場の「Ai-ONE パター」です。Ai-ONEパターには、インパクトする側の樹脂製部分の裏面に、AIが設計した複雑な隆起を持つアルミ製のパーツが重ねられたAi-ONE・インサートが搭載されています。これにより通常、トウやヒールに打点が1cmずれるとボールスピードが約20%ダウン(10mのパットで2mショート)するといわれるなか、約5%(10mのパットで50cmショート)の減少に抑えられるという、アマチュアゴルファーを救う大革命パターなのです。

スコアの40%を占めると言われ、スコアメイクにおける重要性は理解しながら練習をサボりがちなのがパッティング。だって、ショットの練習と比べて地味で面白くないんですから。多くのアマチュアゴルファーが共感してくれそうですが、そういう人ほどパターフィッティングを! ミスの傾向を把握して、それに対応するパターを選ぶだけでなんとなく入りそうな気がするはず。入りそうな気がしたらショートせず打てるはず! ショートせず打てれば入るかも! ということで、いざパターフィッティングに移りましょう!

オデッセイのパターフィッティングに関する詳しい情報はコチラ

パターフィッティングを担当してくれたのはこの人

 
[フィッティング担当]國廣凪紗さん
2022年にキャロウェイゴルフに新卒入社した3年目。小学生のときに競技ゴルフを始め、大学では片山晋呉プロや堀川未来夢プロを輩出している名門・日本大学ゴルフ部に所属。現在でも月に3~4回はコースに出て、自ら新作のクラブを試している。若手ながら、長いゴルフ経験に裏打ちされた知識量は圧巻! ベストスコアは69。

パターフィッティングを体験したのはこの人

Profile

株式会社Begin社長

波多和久

Beginの元編集長にして、現在は株式会社Beginの社長。ゴルフに関しては一度引退していたものの、数年前に現役復帰。現在は月に3~4回のラウンドをこなす。平均スコアは93程度で、1ラウンドの平均パット数は40前後とパターを苦手に感じている。

 

波多がパターフィッティングを体験!

パターフィッティングを受ける前の波多の悩みは、ショートすることが多い。右に外すことが多い。の2点でした。現在は「かっこいいから」との理由でブレード型のパターを使っているが、「本当はマレット型の方が入る気がするんだよね~」なんて言葉も引き出しながらリアルな感覚値を探ってくれます。データだけではなく、こういった会話の中で出てくる感覚もヒントにしながら提案をしてくれるそう。波多の場合のパターフィッティングの流れは以下の通り。

①ボール選び
クラブフィッティングと同様に、パターフィッティングに使用するボールをCHROMEシリーズボールの3モデル(CHROME TOURボール、CHROME TOUR Xボール、CHROME SOFTボール)から選べる。ボールの柔らかさなどのフィーリングが、顕著に結果に出るパッティングにおいて需要な要素の1つです。

②7球打ってデータを把握
3メートルほどの距離を7球打ち、専用の測定でデータを把握してきます。波多の場合の問題点は大きく以下の3つ。
・構えた時点で3°右に向いており
・インパクト時には少し戻るものの1°右にフェースが向いている
・打点は7㎜トウ側に寄っている
これは、波多が思っていたミスの傾向を裏付けるデータとなりました。一方で再現性は高く、フェースの開閉が平均より少ないというデータも。これをもとに複数のパターを試していきます。

③データと感覚から合いそうなパターを試す
国廣さんはマレット型やブレード柄、アライメントの入り方が違うものなど、複数のパターを波多に打ってもらいデータを取得していきます。それでも波多の右に向く癖は直らず、逆に安定していたため、「これを理解して左を向くか、まっすぐ向けるように練習してください」とのこと。国廣さんが波多に提案してくれたプロセスは以下の流れ。
・データ上はマレット型が合いそうだったが、打ってみるとタイミングが合っていなかったため、ブレード型のセンターシャフトに絞る。
・ツーボールのようにアライメントが強いものだと神経質になりそうだったため、アライメントがそこまで強くないものをチョイスしていく。
・トウ側でヒットする傾向を受け入れた上でフェースのぶれを抑えるために、三角形のラケットホーゼルを搭載して寛容性を更に高めた「Ai-ONE TRI-BEAM」を選定。
・波多の見た目の好みも考慮して、シャープなルックスながら寛容性の高いブレード型である「ミルド」の「ダブルワイド」に決定。
これを踏まえて最終的に波多に提案してくれたのは「Ai-ONE MILLED TRI-BEAM DOUBLE WIDE T CSパター」でした。

④試打を重ねて最終決定
國廣さんの提案を受けて、波多の試打を重ねていきました。「Ai-ONE MILLED TRI-BEAM DOUBLE WIDE T CSパター」を打ちはじめてからは距離感を合い、気持ちよく打てるように! 本人も納得の決定です!

今までは「上手そうに見えるから」といったなんとなくの理由でパターを選んでいた波多も、データと感覚がマッチしたお気に入りのパターが見つかって大満足の様子。 「自分のミスの傾向が知れるのも嬉しいですね! なんとなく選びがちな中級者こそ体験すべきでは?」と帰社後も社内で普及活動をしてくれていました(笑)。

Ai-ONE MILLED TRI-BEAM DOUBLE WIDE T CSパターの詳細はコチラ

データは取るけど感覚も大事に。
長く使うパターをこそフィッティングを!

國廣さんにどういったところを特に意識してフィッティングをしているのか聞くと、「データも大事だけど、練習中とか雑談中に出る発言とか、リラックスしているときにこそ本当の課題や要望が現れたりします。それを見逃さないようにしています。」と教えてくれました。なるほど、確かに7球打ってと言われたら入れようと思って力んじゃいますからね。「クラブと違って買い替えが少ないのがパター。一方で、人によっては悩むたびに買っちゃうのもパター。だからこそフィッティングをして、本当に合ったものを選んでください。もちろんデータを取るだけでも大歓迎ですよ!」と國廣さん。そうは言っても、データを見たら買いたくなっちゃうこと間違いなしです!

オデッセイのパターフィッティングに関する詳しい情報はコチラ

(問)
キャロウェイゴルフ お客様ダイヤル
☎0120-300-147

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