Jan-25-2025

[1位]今月のいいモノランキング

【ViXion】自動ピント調整ができる! 世界初のオートフォーカス機能搭載アイウェア

自動ピント調節で、スマホもテレビもくっきり!

ViXionのViXion01S

【ViXionのViXion01S】
世界初のオートフォーカス機能搭載アイウェア、その汎用モデルがこれ。距離センサーや近接センサー、ジャイロ&加速度センサーなどを搭載しつつ、マニュアルモードでピントの固定も可能。USB充電式。最大駆動時間15時間。本体33g、アウターフレーム込み47g。予約受付中(5月発売予定)。8万8000円。

ViXionのViXion01S
近くを見ている時に(左画像) 遠くへ目を移すと(中画像) 瞬時にピントが合う!(右画像)

目に“物”見せる

レッツ・近未来! 何かのお手並みを披露する的な意味で「目にモノを見せる」なんて言いますが、初めてこのメガネのテスト機を目の前にしたとき、思わず目がテンになりました。見ようとするモノの距離に応じてレンズの厚みが瞬時に変化し、「オートフォーカス」してくれるんです。

ViXionのViXion01S

もちろん世界初、その時わずか0.1秒! 最近説明書の文字が読みにくくて、いやスマホのテキストを大表示に変えてさ、などと、同世代と忍び寄る老眼トークを交わしている人にはぜひこの未来を体感してもらいたい! 

外側のレンズは度ナシゆえ、ポイントとなるのは小ぶりな焦点レンズの方。柔らかな特殊素材を採用し、電気信号でその厚みを変えることで、人間の眼の中で行われているピント調節と同じ働きをするんですね。

ViXionのViXion01S

視界こそ双眼鏡のように限定的ですが、近視の人は老眼用もこれ一本で兼ねられるし、それから模型作りや歯科技師など細かな手元作業の多い人にも間違いなく福音! 眼の筋肉のアシストにもなって眼精疲労が大きく減るという声も寄せられているんです。

強度近視まで対応するというこのピント調節機能をカタチにしたのは、大手光学機器メーカーで半導体の技術開発を担っていた内海俊晴氏。メガネの専門家ではなかったことが奏功し、常識にとらわれない着眼点で「そんなの無理」と諭すメガネ関係者に目にモノを見せてくれたんですね。

ゴーグル形状の一号機が先行して世に出ていますが、今回はより普段使いしやすいデザインのアウターフレームとともに登場。アウターレンズ次第で乱視やサングラスにも対応と、さらに視野が広がります。

ViXionのViXion01S
日常使いも違和感ないスマートなデザイン

時計技師顔負けの手元の視力と、ジャングルの王者顔負けの遠くまでの視力。その両方が手に入る、明るい見通しの近未来が待ってます!

ViXionのViXion01S
レンズは取り外し式なのでカスタマイズ可

(問)ヴィクシオン
vixion.jp/products-contact/

 
※表示価格は税込み


[ビギン2025年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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