伊達男な気分で着る「Hevo(イーヴォ)」の色男コート。イタリア製 “魅せる”服のススメ
ご当地アウターで“いつか”行く世界遺産の旅
バックパックを背負って世界中を旅したい、のは山々だけどハードルは激高。ならば世界のご当地アウターを着て、各国の世界遺産を巡る旅を夢想してみては? 陳腐というなかれ、いつか叶うその日を夢見てお気に入りのアウターを愛でるのもロマンチックでしょう♪
伊達男な気分でコレも着たい! ヴェニスの街を歩く
車やバイクはおろか、自転車での移動もNG。バスやメトロなんかもなく、移動手段は徒歩とヴァポレット(水上バス)とゴンドラ(手漕ぎボート)のみ。やっぱり郷に入っては郷に従うのが旅の醍醐味。
そんなガチの水上都市を訪れた際は、効率重視で目的地を高速移動するより、歴史ある建造物を眺めながらゆっくり街ブラするのがオツってもん。となると纏うべき服だって、何より洒落感が重視されるのは自明。
なんの因果か伊達男なんて言葉に“伊”の字が入ってる通り、魅せる服作りに長けた自国イタリアのブランドが、最もシンクロ率が高いはず。
例えばコート専業ブランドとして名高い、イーヴォのシングルチェスター。柔らか〜なウールのダブルフェイス生地を使い、名だたるブランドのOEMも手がける自社工場で製作した1枚仕立てのコートは、羽織り心地は軽いのに保温性にも優れ、水辺の街をブラつくにはうってつけ。
色気ムンムンのナチュラルなドレープのおかげで、無策に羽織るだけ〜♪ で洒脱に装えるから、伊達男を気取りたい名勝では効果テキメンです。
メイド・イン・イタリーは“魅せる”服の安心保証
Hevo[イーヴォ]
カッサーノ
アームにもボディにもゆとりをもたせたリラックスシルエットや、ボタンレスの袖など、脱力感を演出する仕掛けが随所に。起毛感のある上質ウールは肌触りも良好。14万3000円(トヨダトレーディング プレスルーム)
煌びやかな街並みに負けない色気ある装いに
チルコロのパンツ4万5100円、フィリッポデ ローレンティスのニット3万4100円(トヨダトレーディング プレスルーム) ハルタの靴1万9580円(ハルタ) ボルドリーニセレリア ペル シップスの鞄7万3920円(シップス インフォメーションセンター)
コレも着たい! イタリアの色男コート
CINQUANTA × SHIPS[チンクワンタ × シップス]
スエード ドンキーコート
ヴィンテージのドンキーコートをベースに型から特注した力作。キメ細か〜い上質スエードを贅沢使いすることで、ドンキー特有のワーク風味をマイルドに中和。28万6000円(シップス インフォメーションセンター)
TAGLIATORE × TOMORROW LAND[タリアトーレ × トゥモローランド]
ヘンドリクス
同国屈指の人気を誇るファクトリーブランドに型から別注した、ダブルブレステッドのラップコート。ウール × ナイロン × カシミヤの三者混生地を使うことで、ハリ感と柔らかな着心地を両得。15万2900円(トゥモローランド)
ヴェネツィアとその潟
[中世ヨーロッパの一大貿易地として栄えた“水の都”]
ラグーン(潟)に浮かぶ118の島を400の橋が繋ぐ、イタリア北東部ヴェネト州の水上都市ヴェネツィア(ヴェニスとも呼ばれる)。かのナポレオンが“世界一美しい広場”と称したとされる「サン・マルコ広場」や、名画「最後の晩餐」(ティントレット版)がある「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」など、文化遺産級の名所が集う。
※表示価格は税込み
[ビギン2025年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。