Oct-27-2024

【ラベンハム、マッキントッシュなど】暖冬の主戦力になる英国製ライトアウター

暖冬の主戦力になる英国製ライトアウター

とことん冬を乗り越えるライトアウター革命
ここ数年は暖冬傾向。本格的な冬到来までの僅かな期間しか着ない、軽めのブルゾンやコートにあまりお金をかけたくない人もいるでしょう。季節の繋ぎのつもりが、着こなしを工夫しながら真冬まで着続けていた…なんてことも多いのでは? とすれば、軽めのアウターこそ、イイものを選ぶのが賢いと思うんですよ。そこで今回は、大英アウターが暖冬の主戦力だ!!と高らかに提唱。由緒正しき英国ブランドのライトアウターであれば、様々な着こなしを大人に格上げ。ビギンが見繕った英国逸品アウターをぜひチェック!

正統キルティングジャケットがオフの日アウターの一番手に
LAVENHAM(ラベンハム)

バブアーの別注フェスティバルが盛大に行われている裏では、英国アウター界の雄・ラベンハムの別注選手権が繰り広げられていました!

同ブランドの代名詞であるキルティングジャケットといえば、スーツやジャケパンに合わせるビジネス用ライトアウターのイメージが強かったアイテムですが、今シーズンの別注モデルは打って変わってカジュアルなアレンジが炸裂しているんです。

ブルゾン感覚で着られるハーフ丈のジャケットを筆頭に、チェック柄のツイードコート、イタリアンウールを使ったジャケット、果てはこんなのあったの!?なビッグシルエットのボアコートまで、休日カジュアルにも映えまくる意欲的な別注モデルが勢揃い。

永世定番アウターの安心感はそのままに、鮮度も暖かさもブラッシュアップされたラベンハムがこの冬、再び街を席巻しそうな予感。

暖冬仕様のハーフ丈キルティングジャケット

LAVENHAM ラベンハム ユナイテッドアローズ別注 キルティング ハリントンジャケット

ユナイテッドアローズ別注 キルティング ハリントンジャケット

ここ数年続く暖冬に合わせてキルティングジャケットをブルゾンタイプにアレンジ。軽快なハーフ丈はカジュアルスタイルと相性がよく、長丈より長いシーズンで着ることができる。UAが型から別注した独自のモデル。5万9400円(ユナイテッドアローズ 原宿本店)

スタンドカラーがアクセントに

LAVENHAM ラベンハム ユナイテッドアローズ別注 キルティング ハリントンジャケット

イタリアンウールを使った上品キルティング

LAVENHAM ラベンハム トゥモローランド別注 ウール デンストン

トゥモローランド別注 ウール デンストン

定番モデルの「デンストン」をアレンジした別注作にはボディ&フードの表地にイタリアンウールを使用。明るいシルバーと相まって大人カジュアルとの親和性が高められている。フードは着脱式ゆえ2種類の着方が楽しめる。9万9000円(トゥモローランド)

イタリアンウールの上品な起毛感

LAVENHAM ラベンハム トゥモローランド別注 ウール デンストン

旬のスタンドカラーコートを英国ツイードで

LAVENHAM ラベンハム エディフィス別注 PTウール スタンドカラー コート

エディフィス別注 PTウール スタンドカラー コート

スタンドカラーと身頃の大型ポケットが特徴の「ミックフィールド コート」をスコットランドの名門生地メーカー、ラバット社のツイードでアレンジ。ブラウンを基調にしたチェック柄が上品なカジュアルテイストを醸し出す。15万4000円(エディフィス)

スコットランドの上質ツイードを使用

LAVENHAM ラベンハム エディフィス別注 PTウール スタンドカラー コート

キルトティングをあえて裏使いしまさかのA面ボア

LAVENHAM ラベンハム イレーヴ別注 キルティング コート

イレーヴ別注 キルティング コート

ボアを表側に使い、キルトのポリエステルタフタを裏面に使った斬新な一着。ダイヤじゃないキルトはミニマルな印象に。毛足の長いボアとキルトのおかげで暖かさはピカイチ。レイヤードしやすいノーカラーやオーバーシルエットも今の気分。9万4600円(イレーヴ)

ダイヤモンドじゃない控えめなキルティング

LAVENHAM ラベンハム イレーヴ別注 キルティング コート

カジュアルアレンジで肩ひじ張らないゴム引きに
MACKINTOSH(マッキントッシュ)

せっかくマッキントッシュのゴム引きコートを買うんだから、オンオフ使えるやつがいい。そんなニーズをばっちり叶えてくれたのが、気鋭のセレクトショップ、レショップが2023年リリースした別注モデル「デニー」でした。

インラインのモデルにはないゆったりとしたサイズ感は、軽やかな膝上丈と相まって、スーツは無論、今どきの休日カジュアルにもドンピシャ。袖のロールアップも着こなしのこなれたアクセントに。

2023年、完売店舗が続出した大ヒットアウターですが、2024年今季早くもその進化バージョンが登場。基本スタイルを踏襲しつつ、左右にチェンジポケットが追加され、フロントのトップボタンもスナップボタンに変更されました。

カジュアルなスパイスがピリリときいた新生デニーは、スウェットやジーンズでもサマ見えする究極のオンオフ兼用コートです。

きちんと見えもするざっくりAライン

MACKINTOSH マッキントッシュ レショップ別注 デニー

レショップ別注 デニー

もともとレショップが展開していた別注作「ダンパー」を膝上丈にアレンジしたのが「デニー」。本作はデニーのディテールをアレンジした一着だ。左右の身頃に追加されたチェンジポケットは口をストラップで留めることができる。21万7800円(レショップ)

MACKINTOSH マッキントッシュ レショップ別注 デニー

フィル ザ ビルのスウェット3万6300円(フィル ザ ビル マーカンタイル) エラシオのカットソー1万7600円(八木通商) シップス × グラミチのパンツ1万6500円(シップス インフォメーションセンター)

MACKINTOSH マッキントッシュ レショップ別注 デニー
フロントのトップボタンがスナップ式に

MACKINTOSH マッキントッシュ レショップ別注 デニー
ストラップで留める乗馬由来ポケット

重苦しい冬の装いをはねのける骨太なビビッド
BARACUTA(バラクータ)

買って間違いのないライトアウターといえば、今も昔もバラクータのG9。永世定番だけあって、黒やネイビーなど無難な色を選びがちですが、意外と冬コーデに合わせてみると、重~い印象になってしまいがち。

じゃあ、そこを逆手にとって明るい柄ものを選んでみては? たとえば、今季インラインにラインアップされたこちらの一着。イエローやグリーンを組み合わせたマルチカラーのブロックチェックが冬コーデに差し色効果を発揮します。

と、色使いこそ鮮やかですが、伝統柄にこれまた伝統素材のツイードという相乗効果によって、華美さを感じさせないのがバラクータのなせるワザ。何より上質なウールのツイードゆえに暖かさだって言うことなし。

すでにG9をお持ちでも、これは別腹、冬コーデを垢抜けさせる飛び道具として持ってて損はありません。

冬コーデを彩る別腹なツイード

BARACUTA バラクータ ツイード G9

ツイード G9

見慣れたG9も、多色使いのチェック柄&ツイード素材でかくも新鮮に! 通常、裏地は全面がタータンチェックだが、本作では表地のチェック柄とケンカしないようタグの周囲だけにあしらわれている。9万6800円(バラクータ カスタマーサービス)

BARACUTA バラクータ ツイード G9

バトー ドゥ シップスのシャツ1万4300円(シップス インフォメーションセンター) ヘインズのカットソー3630円(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) レミ レリーフのパンツ2万3980円(ユナイト ナイン) シェア・ザ・ファンタジーのキャップ9900円(ヨウエイ)

BARACUTA バラクータ ツイード G9
スタンドカラーの裏もチェック柄に

BARACUTA バラクータ ツイード G9
ヘリンボーン織も混じったブロックチェック

Begin Recommend

facebook facebook WEAR_ロゴ