Linen Jacket × Station Wagon
「リネンジャケット × ステーションワゴン」で大人のクルマ旅へ
そろそろ出会いたい好きなクルマ
車と服のイイ関係を考えた結果、VESTがBESTという結論に至りました。理由は次の3つ。①袖がないから運転しやすい②脱ぎ着がラクで体温調節しやすい③今から冬まで使える着回し力が高い
残暑かつ暖冬という気候を踏まえても最良の選択じゃない? それぞれのライフスタイルと最高にマッチングするセンスのいい車選び、Let’s Begin!
シワさえもサマになるリネンジャケット × ステーションワゴンで旅に出る
大人のクルマ旅には何よりも「趣」が重要です
フレッシュサービスのTシャツ8250円(フレッシュサービス ヘッドクオーターズ) トラディショナル ウェザーウェアのパンツ2万6400円(トラディショナル ウェザーウェア) パラブーツのシューズ9万4600円(パラブーツ青山店) 胸に挿した眼鏡はスタイリスト私物。
特有のフシ感に味のあるリネンは、多少のシワもまた味になる希有な素材。ことリラックスムード漂う大人の装いにおいては、リネンジャケットの粋に敵うものはないでしょう。
昨今はシワになりづらい機能性生地を用いたジャケットも増えていますが、趣に欠けるのは否めないところ……。少なくともムードを愉しむ大人の旅において、利便性ばかりを追い求めるのは野暮という話です。というわけでクルマ旅の装いに、リネンないしリネン混のジャケットを活用しない手はありません。
大人っぽくそれでいてラフに着られる♪
リネンのもつ大人っぽさを活かすのなら、選ぶべきはアイボリーのドレスジャケットでしょう。麻布テーラーの写真(上)のジャケットは、英国王室御用達で知られる名門マーチャント、W.ビル謹製の地厚なアイリッシュリネン生地で仕立てたもの。独特のハリコシ、奥行きのある風合いに、上質なオーラが漂いまくっています。
薄手の芯材を用いた軽やかな仕立てや、アイボリーに馴染む薄茶のナットボタン使いも、リネン特有のリラックスムードを後押し。プリントTシャツや同系色のワイドパンツとのくだけたコーデも、キマっているでしょ? クルマの窓に肘を掛けるような何気ない所作だって、自ずとサマになるというものです。
寄ったシワもサマになるのがリネンジャケットのいいトコロ!
そんな大人の装いでゆく旅の相棒にはやはり、落ち着いたステーションワゴンが似合います。
想像してみてよ。その道の雄たるボルボのそれに乗って、ちょっといいホテルへ──。こなれたリネンジャケット姿で、颯爽とクルマから降りるアナタ──。応対するポーターの見る目も、違ってくるのでは!?
【Linen Jacket】
ソフトな仕立てが極上リネンの味を活かす
AZABU TAILOR[麻布テーラー]
オーダージャケット
カントリー服地名門、W.ビル社の極上アイリッシュリネンを用いたジャケット。1mmという極薄芯材を用いたライトコンフォート仕立てやさりげなく主張するAMFステッチが優雅さを際立たせている。9万6800円〜〈オーダー価格〉(麻布テーラープレスルーム)
ランダムなフシ感が味あるアイリッシュリネン
エクステリアもインテリアも隅々まで北欧の美意識が息づく
重厚かつ流麗なフォルムを描く「V60」のハイブリッドモデルは、
EV走行に磨きを掛けた新時代のそれ。高級感あふれる外観もさること、インテリアもエクセレント! 荷台容量481L。全長4780×全幅1850×全高1430mm。909万円〜(ボルボ・カスタマーセンター)
Linen Jacket Catalog
カジュアル使いが映える奥行きのあるカラー
ESTNATION[エストネーション]
リネンミックスメッシュジャケット
3種の合繊とリネンからなる、柔らかなメッシュ調の生地を使用。袖裏も省いたアンコン仕立てにすることで、シャツのように軽やかに仕上げた一着だ。メランジ調の色合いは、デニムにも相性ヨシ!6万500円(エストネーション)
ワークジャケット型にして品のいい佇まい
nonnative[ノンネイティブ]
ワーカー 5B ジャケット
カバーオールをベースにしながら、ラペルを寝かせればテーラードのそれのように羽織れるウール × リネンのジャケット。肘にアクションプリーツが配され、長時間のクルマの運転にも最適だ。6万9080円(ノンネイティブ ショップ)
品格ある旅スタイルをカーディガン感覚で
CASEY CASEY[ケイシーケイシー]
U ショートジャケット
品のいい艶が浮かぶ地厚なウール × リネン生地を用いたジャケットは、胸ポケットを省略した2パッチポケットデザイン。モッチリとして柔らかな生地感と相まって、カーディガン感覚で羽織れる一着だ。14万7400円(アークネッツ)
※表示価格は税込み
[ビギン2024年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。