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ヒピハパのディスパッチパンツでコーディネートしたスタイル。腰回りのガシッとした男らしいシルエットに

ヒピハパの「ディスパッチパンツ」は日本人体型に合わせた英軍伝令由来パンツ

世界的に評価の高いヒピハパのマスターピースといえば、’90年代半ばに誕生した「ディスパッチパンツ」。第二次世界大戦中、オートバイに乗っていた英国陸軍の伝令(ディスパッチ)用が起源のパンツです。

「最大の特徴は通常はサイドに走るシームラインがフロントに大きくカーブしている点。これにより膝部分の生地がバイアス状に伸び、オートバイにまたがりやすかったというわけです。もちろん、普段の歩く、座るといった動作も快適になります」

そんな機能美デザインもさることながら、このパンツのシルエットには加賀清一さんの美学が息づいています。

「さらに英軍伝令のパンツは内側にカーブしているのも特徴ですが、日本人にはO脚の人が多いので、モダンにアレンジはしつつもこのデザインは生かしています。これにより、穿いたときに膝から下がすっきり見えるんです。ヒップ回りにゆとりがあり、膝下から裾にかけてキュッと絞った逆三角形こそ、男っぽいパンツシルエットだと考えています」

実際穿いてみると、パンツが脚の形に沿うようにフィット。発売以来20年近く売れ続けているという事実が、その実力をはっきり物語ります。

モデル着用/インディビジュアライズド シャツ×アーバンリサーチ ドアーズのシャツ2万5000円。(アーバンリサーチ ドアーズ マルイ吉祥寺店) ジチピのカットソー4300円(フォーチュンチージャパン) クレイトン フランクリンの眼鏡2万8000円。(ブリンク ベース) パラブーツの靴6万5000円(パラブーツ青山店)

 

ミリタリー雑誌イメージ
イギリス陸軍のディスパッチ(伝令)用パンツが元ネタ

 

膝回りの生地使いを斜めにしているので、ナチュラルに伸びる

ヒピハパのディスパッチパンツ生地アップ画像

 

O脚効果で膝から下がキュキュッとテーパー

O脚効果で膝から下がキュキュッとテーパー

 

ディスパッチパンツ

ディスパッチパンツ

シルエットは時代とともにマイナーチェンジが繰り返されている。現在のモデルは股上がやや深めで、裾に向かって細くなるテーパード。素材は打ち込みのしっかりとしたチノクロスだ。2万4000円(加賀デザイン事務所)

 

ヒピハパ/Jipijapa
デザイナー 加賀清一さん

加賀清一さん

世界を席巻した型破りトラッド

1950年東京生まれ。さまざまなブランドを経て1992年にヒピハパをスタート。豊富な服飾知識をベースにした独創的なウェアは英国のハロッズで扱われるなど世界を席巻した。南米原産の葦の名前から。

 

ヒピハパ

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年7月号の記事を再構成]
写真/大嶽恵一、穂苅麻衣(BOIL) 上野 敦、船元愛美(プルミエジュアン) 小尾淳介 文/いくら直幸 秦 大輔  黒澤正人 桐田政隆 トロピカル松村 押条良太(押条事務所) 今野 壘 宮嶋将良 吉田 巌(十万馬力) 礒村真介 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/TOYO(Bello) イラスト/TOMOYA daisketch

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