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Jun-03-2024

家電に頼る? それとも勝浦に行く? 夏の暑さ対策をクールに考えます

100年以上35度超えが1回もない
[千葉県]勝浦に行くか?

100年以上35度超えが1回もない 千葉県 勝浦に行くか?

こうも暑いと山あいへ足を運びたくなるが、意外や意外、猛暑日を記録する首都圏で涼しい顔をしている海沿いの街がある。千葉の勝浦だ。夏を快適に楽しむなら、100年以上35度超えゼロの勝浦がよさそう!

なぜ勝浦が涼しいのか?それは……

なぜ勝浦が涼しいのか?

【涼しい理由は、沿岸部の海底の深さにあり‼】
勝浦市沿岸部の海は、陸からわずか10kmほどの地点で水深約200mと急激に深くなっているのが特徴。つまり日光が届きにくい海底には、冷たい水がたくさん流れているわけです。さらに夏になると、この海域に南からくる風が吹きつける。

日光によって温められた海面近くの水を押し流し、海底から上がってくる冷たい海水に冷やされた南風が陸地に届くことから、勝浦の夏は気温が低く、快適に過ごすことができると言われています。

ちなみに2023年のデータを見てみると……

なぜ勝浦が涼しいのか? 2023年のデータ

2023年の東京都心は、連日35度を超える猛暑日を記録。一方で東京が猛暑の日も勝浦は20度台。7月の平均気温は都心より3度以上低く、その差は歴然だ。1906年から一度も35度を超えていない勝浦の夏は、2024年もきっと快適なはず!

猛暑日知らずの勝浦で豊かな自然を体験してほしい

勝浦市観光協会職員 広報担当 麻生遥佳さん
勝浦市観光協会職員 広報担当 麻生遥佳さん

古くから漁業で栄えた街ですが、農業も盛ん。新鮮な魚介類や野菜を味わいながら、美しい勝浦の海を堪能してください。

グルメにアクティビティに遊び応え満点!!

もちろん涼しいだけじゃありません。勝浦の海で獲れた豊かな海の幸が並ぶ朝市から名物の勝浦タンタンメン、海上を駆けまわれるウォーターアスレチックにオーシャンビューの天然温泉スパまで、勝浦でしか味わえないグルメやアクティビティが満載! 独特の地形や奇岩が美しいリアス海岸から望む太平洋ブルーも圧巻です。東京から特急列車で90分と好アクセス。

今夏は、“沿岸のオアシス”で暑すぎないアツイ夏を満喫してみませんか?

海が一望できるスパ「edén(エデン)」

海が一望できるスパ「edén(エデン)」
レストランやサウナも併設

海上の巨大アトラクション「ウォーターアイランド」

海上の巨大アトラクション「ウォーターアイランド」

430年以上つづく「勝浦朝市」で旬の食材をゲット

430年以上つづく「勝浦朝市」で旬の食材をゲット

海面に映るサマも美しい「かつうら若潮花火」

海面に映るサマも美しい「かつうら若潮花火」

ご当地ラーメンの「勝浦タンタンメン」

ご当地ラーメンの「勝浦タンタンメン」
醤油ベースにラー油たっぷり♡

回遊魚の多い房総の海

千葉県 勝浦 回遊魚の多い房総の海
絶好の釣りスポット! クルージングも楽しめます


[ビギン2024年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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