ミレニアル世代の洋画に出てくる日本の凄いモノ[2017年]
2000年代以降の洋画から、世界観やキャラクターの個性を演出するために採用されたメイド・イン・ジャパンなモノを、映画の魅力とともにご紹介。近年のアナログブームのきっかけとなった懐かしのアイテムや、意外なロケ地まで網羅!
アナログブームを加速した立役者!
ソニー
ウォークマン TPS-L2
1979年に登場し、音楽を聴くスタイルを一変させた初代ウォークマン。作中では、ピーターが亡き母の形見である1970~80年代の音楽「最強ミックス」テープを聴くシーンで登場し、近年のアナログブームを牽引した。メルカリで約7万円~取引可能。編集部調べ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
宇宙最強軍団を自称する、はみ出し者5人組の“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の第2作。惑星ソヴリンで窮地に陥ったスター・ロードことピーター・クイルたちは、謎の男・エゴに救われ、エゴは「ピーターの父」と名乗る。キャラクターたちが、銀河を支配しようとする脅威と、それぞれの家族の問題に対峙する物語。ディズニープラスで見放題独占配信中。
宇宙最強軍団を自称する、はみ出し者5人組の“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の第2作。惑星ソヴリンで窮地に陥ったスター・ロードことピーター・クイルたちは、謎の男・エゴに救われ、エゴは「ピーターの父」と名乗る。キャラクターたちが、銀河を支配しようとする脅威と、それぞれの家族の問題に対峙する物語。ディズニープラスで見放題独占配信中。
原作へのオマージュと日本製の誇りを込めた畳縁
森田畳店
畳縁
原作は士郎正宗の『攻殻機動隊』。作中の随所に日本モチーフが見られるが、少佐が突入するシーンの畳縁にご注目。親子三代が手作業で畳作りを行う東京下町の森田畳店のもの。本作のために「先人が築いたMADE IN JAPANに傷がつかないように丁寧に」と心を込めて、500畳分の畳へりを輸出した。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』
近未来の世界で、サイバーテロ組織との戦いを通して自分が何者なのかを探ろうとする「少佐」の姿を描くSFアクション映画。少佐の上司役でビートたけしも出演。4K Ultra HD+ブルーレイ6589円、ブルーレイ2075円、DVD1572円(NBCユニバーサル・エンターテイメント)
近未来の世界で、サイバーテロ組織との戦いを通して自分が何者なのかを探ろうとする「少佐」の姿を描くSFアクション映画。少佐の上司役でビートたけしも出演。4K Ultra HD+ブルーレイ6589円、ブルーレイ2075円、DVD1572円(NBCユニバーサル・エンターテイメント)
巨匠が築いた近未来ワールド
安藤忠雄の建築(写真を本誌にて掲載中)
近未来のディストピアを表現するために、ロケ地として選ばれたのが、大阪府立狭山池博物館や淡路夢舞台といった巨匠・安藤忠雄による建築群だ。コンクリート素材に光と影が美しいコントラストを織り成す建築が、映画ではクリーンで無機質な世界に変貌する。
『ロスト・エモーション』
大規模の戦争によって壊滅状態に陥った地球で、生存者たちは「人類を滅亡させる理由は感情だ」と考え、遺伝子操作を施した感情のない人間の共同体を作り上げた。全員が徹底した管理下に置かれ、愛情や欲望を〝発症”した者は、感染者として死を選ぶことになるが――。
大規模の戦争によって壊滅状態に陥った地球で、生存者たちは「人類を滅亡させる理由は感情だ」と考え、遺伝子操作を施した感情のない人間の共同体を作り上げた。全員が徹底した管理下に置かれ、愛情や欲望を〝発症”した者は、感染者として死を選ぶことになるが――。
※表示価格は税込み
[ビギン2024年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。