ジョン スメドレーのニットポロには実は衿型が3種類あった!
底堅い人気が続くカジュアルセットアップですが、そろそろインにクルーネックを着るのもマンネリしてきた頃では? でもシャツだとカッチリしすぎます。ということで、ここはひとつ、ニットポロを着ることを提案したい!
ジョン スメドレーのニットポロ
で、この際その道の最高峰たる名門モノをお探しなら、イギリスのジョン スメドレーをおいて他にありません(そだねー)。高品質ニットならではの柔らかさ、品のよい大剣の衿が首元のニュアンスを程よく格上げしてくれます。
モデル着用/マッキントッシュ フィロソフィーのジャケット3万6000円、同パンツ1万6000円(以上、SANYO SHOKAI〈カスタマーサポート〉) オールデンの靴8万6000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) アイヴァン 7285の眼鏡4万2000円(アイヴァン 7285 トウキョウ)
衿型による印象の違いを比較しよう!
実は定番のクラシックな衿型だけでなく、台衿付きやスキッパーのモデルなど、計3つの衿型が存在するって知ってました?
それぞれの商品の特徴と着こなしの違いを詳しく学び、今の気分の中心にストーンと腑に落ちるメダルモデルを首に通しましょう!
01「大剣タイプ」
アイシス
1971年の登場以来ずっと同デザインで展開し続ける定番ポロ。全体的に若干ゆとりのあるシルエットで、衿型含めクラシックな印象だ。台衿がなく、衿も大ぶりなので第1ボタンまで留めて知的に着こなすのをオススメしたい。2万6000円(リーミルズ エージェンシー)
02「台衿付きタイプ」
S3975
アイシスより着丈が5cm短く、衿先のポイントも短くしたモダンなモデル。さらに台衿も設けられている。第1ボタンが台衿部にあるので、開けても広がりすぎないのがイイ。従来の平編みでなく、立体的で涼しいピケ編み。2万7000円(リーミルズ エージェンシー)
03「スキッパータイプ」
ノア
1990年代に登場し、アップデートを繰り返しながら作り続けられているスキッパーポロ。タイトすぎずクラシックすぎずの、英国の今のスタンダードなフィット感だ。ジャケットの上に衿をのせる着こなしも洒脱な印象に。2万6000円(リーミルズ エージェンシー)
ブランド解説:ジョン スメドレー/JOHN SMEDLEY
ジョン スメドレー
創立/1784年 国/イギリス
定番セットアップのマンネリを打破する
ジョン スメドレーズ シーアイランドコットンとニュージーランドメリノウールの2素材をメインに、30ゲージという軽量で編み目の細かいニットを生産。英国王室も御用達だ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年5月号の記事を再構成]
写真/大嶽恵一(BOIL) 文/押条良太(押条事務所) 吉田 巌(十万馬力) いくら直幸 秦 大輔 礒村真介 桐田政隆 黒澤正人 トロピカル松村 伊藤美玲 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/HACHI(Bello)