Dec-08-2023

タイアップ

ラガーシャツだけじゃないんです!

ラグビーの名門・カンタベリーのじつは……な「冬の二大名作」を至急ジャッカルせよ!

2023年のラグビーW杯、盛り上がりましたよね~。ラグビーといえば、ビギン的に見逃せないのはラガーシャツの名門、カンタベリーです。ただ正直、ラガーシャツばかりに目が行き過ぎてました……。というのも、急に冷え込んできたこの時期にうってつけ、ジャッカルすべき名作アウターがあったんですよ!

本題に入るその前に……
ラグビーと共に歩んできたカンタベリーの歴史を語ろう

カンタベリーはニュージーランド南島の都市、クライストチャーチにて1904年に創業。もとはニットが主力製品でしたが、創業者の一人である、ジョン・レーンがラグビー好きの友人から、ラグビージャージの製作を依頼されます。このラグビージャージのタフさ、着心地のよさが評判となり、1924年からはニュージーランド、ラグビー代表チームのユニフォームも手掛けることに。

世界最高峰の強さを誇る、オールブラックスとともに、カンタベリーは世界的なスポーツブランドへと成長。コンセプトは一貫して「The World Toughest Active Wear(世界一タフな活動着)」を掲げ続けてきました。

コンセプトは“The World Toughest Active Wear(世界一タフな活動着)”

オールブラックスだけでなく、ラグビー日本代表でもお馴染みのように、カンタベリー=ラガーシャツというイメージがありますが、その骨太なコンセプトは他の製品でも貫かれています。今回紹介するアウターも、ラガーシャツに劣らぬ「冬の2大名作」と呼ぶに相応しい代物。カンタベリーはラガーシャツだけじゃ、ないんです!

じつは……な名作FILE その1
インバーカーギルダウン

じつは……
“ほぼ南極”の地を名に冠する、極寒もへっちゃらなスペック!

5万9400円

まずはこちらのインバーカーギルダウンです。じつはカンタベリーでは定番のダウンで、ルーツはラグビー選手が冬の試合で着用するベンチコート。これをタウンユースに落とし込んだロングセラーモデルです。ただ作りは超ガチンコ。ちなみにインバーカーギルとは、ニュージーランド最南端の地名。冬は厳しい寒さとなる街で、そんなインバーカーギルでも使えるスペックを備えています。

ちなみに……”ほぼ南極”の地「インバーカーギル」ってどんなとこ?

冬にはオーロラが見える!


ニュージーランド南島の最南端に位置する街。南半球の真冬、7月の平均最低気温は1℃。美しい星空やオーロラを見られることでも有名で、天体観測を目的とした観光客も多く訪れるんだとか。

そんなインバーカーギルの名を冠しているだけあって、防寒性とタフさ、機能性も抜かりのない作り込みがされています。

表地のシェルは撥水性のあるタフなコーデュラナイロン100%。裏地には透湿性に優れたコーティング「バーレルジーピー」を施しており、雨を弾いて、湿気を外へ放出するスペックも備えています。

そしてダウンは650フィルパワーもの反発力を誇り、軽くて温かいリサイクルダウンを使用。ダウンパックにはシームシーリング加工が施されており、ダウンの大敵である雨対策もバッチリなんです。ただそんなスペックを感じさせない、キルティングなしのデザインで、すっきり着られるのも嬉しいポイント!

アンフィーロのジャケット1万4990円、同パンツ9990円(オンワード樫山☎03-5476-5811) ミズノのカットソー7150円、同スニーカー1万6500円(ともにジョワイユ☎03-4361-4464) その他スタイリスト私物

例えば今どきのカジュアルセットアップにもすんなりハマり、通勤にも使えるほど! ちょうどジャケットが隠れる丈も好都合で、ルーツはスポーティなベンチコートながら、スマートに着回せるポテンシャルを持ち合わせています。ちなみに足元はダウンに合わせて、今どきのテックスニーカーを合わせてみたりと、コーディネートの楽しみも広がる♪ 全体でワントーンを意識すると、通勤にもスムーズに活躍してくれそうですね。

またフードをサクッと着脱できるのも便利。外すと、よりビジネスライクなすっきり顔になります。「今日は出歩くことが多いな」なんて日は、フードを加えて防寒対策も万全です。

ア ボンタージュのスウェット1万9800円(ブリックレイヤー☎︎03-5734-1098) プロッパーのカーゴパンツ9350円(ダメージドーンセカンド☎︎03-6434-0287) パラブーツのシューズ5万600円(パラブーツ 青山店☎︎03-5766-6688) その他スタイリスト私物

もとがスポーツ由来ゆえ、当然ながらオフの日コーデも無双できます。例えばデジタルカモのパンツを合わせて、都会的なミリタリー×スポーツMIXを。単調になりがちなダウンコーデだけど、これならグッと軽やかにアカ抜けることができますよ。さらにクラシカルなスウェットやキャンバストートで、マイルドな雰囲気を添えるのもいいですね。足元はダウンと同色の黒ヌバックでコーデを締めつつ、秋冬らしい起毛感を加えるのも技アリ。シルエットも適度なゆるさで、ザックリ男らしく羽織れるのも、今の気分にピッタリです。

ちなみにベンチコートはラグビーの観戦時にも重宝されるもの。インバーカーギルダウンはサイドベント付きで、ベントのボタンを外せば座ったときに突っ張らない。ホットコーヒー片手にベンチで一休み、なんてときにも重宝しますよ♪

インバーカーギルダウンはブラックだけでなく、ネイビー、オリーブとベーシックなカラバリが揃っています。どれもコーデに万能なもんで、嬉しいお悩みになりそうですね(笑)。またウィメンズもあるので、リンクコーデでお出掛け、冬スポーツの観戦♪なんて楽しみも。ウィメンズは流麗なAラインシルエット、胸のロゴを同色にしてシックに見えるのもニクイ演出です。

じつは……な名作FILE その2
ディフェンダージャケット

じつは……
誕生から10年以上愛される、ブランド不動のロングセラー

2万7500円

もう一つの見逃せない名作アウターが、MA-1モチーフのディフェンダージャケット。じつはこちら、10年以上にわたり、毎年微妙にデザインをマイナーチェンジしながら、売れ続けているモデル。今季はシェルにタフで軽い、ヘビーウェイトなナイロンツイルを使用。さらに耐久撥水加工のDWRが施され、雨を弾いて、防風性もUP。中綿の保温性能をガッチリと高め、ディフェンダーの名のごとく、冬の寒さから身を守ってくれます。こちらはオンオフとはいわずとも、ベーシックなMA-1顔でいて、ストリートにも映えるゆとりある今どきシルエット。ボトムを選ばず、休日の着回しは問答無用で絵になります。しかも2万円台で買えるコスパも、懐にあったかい!

左/オーハルのニット4万6200円(ジョワイユ☎03-4361-4464) ブルーナボインのパンツ3万7400円(ブルーナボイン 代官山☎03-5728-3766) リプロダクション オブ ファウンドのスニーカー2万9700円(アイ ファウンド☎03-6434-7418) スロウのバッグ1万8700円(スロウ自由が丘店☎03-5731-3374) その他スタイリスト私物 中央/USEDのニット4950円(原宿シカゴ 原宿店☎03-6427-5505) ツキのデニムパンツ参考商品 その他スタイリスト私物 右/マニュアルアルファベットのパーカ1万3200円(エムケースクエア☎06-6534-1177) イーストハーバーサープラスのパンツ3万7400円(エスディーアイ☎03-6721-1070) スペルガ アーティファクトのスニーカー1万8700円(カメイ・プロアクト☎03-6450-1515)

ベーシックでいながら、バックのロゴデザインも人気の秘訣です。毎年仕様はアレンジされていて、今季はドーンと刺しゅうで表現! ニュージーランドの国鳥、キウィを模したカンタベリーのアイコンが、インパクト抜群に映えるデザインで、これは今季買っておかないと後悔するかも……。3色カラバリがありますが、ワントーンで表現されているブラックも見所、大です! 大人っぽいシックな雰囲気を活かし、ニットとマフラーで、アンサンブルで着こなすのも粋ですね~。

MA-1といえばのオリーブなら、王道のアメカジ感を追求してみるのもオススメ。ボトムをスマートなシルエットのデニムと、シックなブーツで合わせると大人っぽいアメカジになり、スポーティなカンタベリーのロゴも、玄人好みなハズシに見える! 王道かつ、ちゃんとわかってる抜け感がいいでしょ!? ネイビーはスウェットパーカをレイヤード、クリーンな色味の太めのパンツで、ヨコノリムードに。ネイビーは都会的な雰囲気もあるので、あえてカジュアルに振り切るにも向いていますよ。

どうです!? ラグビーのイメージが強かったカンタベリーに、こんなにデイリーユースに最高なアウターがあったなんて、超耳寄りでしょ! スポーツブランドならではの機能性豊かなモノ作りをベースに、ファッション性も文句なしだなんて……。しかもあまり知られてなかった立ち位置も、オシャレの出し抜けに至極使える!

ラガーシャツの陰に隠れていたけど、僕らにとってはむしろこっちが本命かも!? オンオフいける極寒対応ダウンと、2万円台のストリート映えハイコスパブルゾン。骨太カンタベリーが生み出した冬の名作に、迷わずトライするっきゃありません!

掲載商品のお問合せ先/https://www.goldwin.co.jp/canterbury/
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写真/木村心保 文/桐田政隆 スタイリング/コダン ヘアメイク/HACHI モデル/高橋義明 編集/鍵本大河(Beginデジタル)

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