さらに温かく＆しなやかに進化！ ミズノ「ブレスサーモ」肌着で真冬外出が超快適

「ずっと温かい」「蒸れない」「動きやすい」がバージョンアップ！

「スキーウェアをもっと温かいモノに」との思いから、ミズノ（1906年、大阪市で創業）が独自技術で開発した吸湿発熱素材「ブレスサーモ」の製品を世に送り出したのは1993年のこと。ということは、今年が誕生30周年であるワケですが、同社はこれを記念し、「ブレスサーモ」と上質なメリノウールを約60％採用し、従来の「ブレスサーモ」と比較して最大温度差が約3.3℃というすぐれた発熱力と、極上の着心地を両立させたプレミアムモデルのアンダーウェアを発売しました。

ミズノ独自の素材である「ブレスサーモ」は、「BREATH（呼吸）＋THERMO（熱）＝BREATH THERMO」の名称が示すとおり、身体が発する汗や不感蒸泄（ふかんじょうせつ）を吸収することで発熱＆保温するハイテク素材です。人間のカラダは汗をかいていないように感じていても、実際はつねに水分を発しているのですが、「ブレスサーモ」はそうした水分を吸収し、それを熱エネルギーに変えることでカラダを温めてくれるのです。

ミズノは開発段階で、吸湿発熱繊維の代表的な天然素材であるウール（羊毛）に注目し、その発熱のメカニズムや材質などの研究を繰り返し、「ブレスサーモ」の原綿となる高吸湿素材を開発。結果、服のボリュームを抑えながら温かさがしっかりキープできる理想的なスキーウェアを完成させ、1994年のリレハンメル冬季オリンピックにて日本代表チームに、それらを公式ユニフォームとして提供しています。

今回、発売された「ブレスサーモアンダーウエア 厚手ウール for 極寒」の「クルーネック長袖シャツ」（トップ写真）、および「ロングタイツ」（下記参照）では、そんな「ブレスサーモ」に、ウールのなかでもとりわけ肌ざわりがソフトで、吸湿性や保温性にもすぐれたメリノウールを約60％使用したことで、これまで以上の高機能性、しなやかさ、上質感を実現した生地が使用されています。なので、着た瞬間からホッコリと温かく、その温かさが長時間持続するうえ、蒸れにくく、チクチク感やつっぱり感もない快適な着心地が得られるのです。

世に‟温か下着”はさまざまありますが、ハイテク吸湿発熱繊維の先駆たるミズノがみずから基幹素材と位置づける「ブレスサーモ」をバージョンアップさせ、自信をもって作り上げた、この「ブレスサーモアンダーウエア 厚手ウール for 極寒」なら厳寒の日でも気おくれなく外出でき、極上の温かさと着心地でストレスフリーな1日が過ごせること請け合い。その「気持ちイイ～」を一度体感すれば、「寒い冬の下着は絶対コレ！」ってな体質になっちゃうかもです。

「ブレスサーモ」の吸湿発熱効果は羊毛や羽毛の約3倍！

吸湿発熱素材は水蒸気が繊維表面に吸着される際、その運動エネルギーが熱エネルギーに変換されて生じる吸着熱という現象を利用するものだ。とりわけ「ブレスサーモ」は、ウールや羽毛などの繊維に比して約3倍もの吸湿熱で高い保温効果を発揮。しかも、長時間にわたって温かさや肌のドライ感をキープするのだ。加えて、汗のニオイ（アンモニア）を吸着する消臭効果を備えているのもアリガタイ。

スポーツテクノロジー「ダイナモーションフィット」でつっぱり感ナシ！

「ブレスサーモアンダーウエア 厚手ウール for 極寒」ではストレスのない着心地を可能にすべく、人の動きを3次元CG解析や解剖学をもとに検証し、運動時の動きやすさを追求したミズノ独自のスポーツテクノロジー「ダイナモーションフィット」を採用している。上図は生地がつっぱって、身体がストレスを感じている部分を赤色で表すものだが、一般的な設計のウェア（左）に比べ、「ダイナモーションフィット」採用（右）では、その赤い部分が軽減しているのが分かる。しかも、メリノウールを混紡したことで、バネのようなコイル形状の、この繊維が動きに沿って柔軟に伸縮し、さらなる快適性を生み出してもいるのだ。

「ブレスサーモ」タイツで足＆腰回りも温か＆楽チンに

「ブレスサーモアンダーウエア 厚手ウール for 極寒」にはトップ写真の「クルーネック長袖シャツ」に加え、「ロングタイツ」もあり。吸湿熱効果で汗を放湿しつつ、足＆腰回りをしっかりと保温。かつ「ダイナモーションフィット」の採用により、動作を干渉しないため、デイリーにはもちろん、こまごまとした作業を要するキャンプシーンでも重宝するだろう。写真はメンズ（前開きタイプ）。

INFORMATION

問い合わせ先／ミズノお客様相談センター☎0120-320-799
https://jpn.mizuno.com/breaththermo/wool

※表示価格は税込み

文／山田純貴