サンコーのリュック用傘ホルダーで雨の日の手ぶら歩き楽勝
傘をハーネスにしっかり固定。でも、外して開く&閉じて装着は超簡単
傘を差していると、それに片手を取られて不便を感じることって、誰しにもありますよね? たとえば、訪問したい場所を検索するにもスマホが操作しづらいとか、買い物で荷が増えたのに、それらを両手持ちできないとか……。そんなとき「傘をカラダにくっつけて差せたらイイのに!」なんて思ったりするワケです。
と、皆がちょっぴり願っていた、そんな思いをアイデア家電でおなじみのサンコー(THANKO/2003年創業。本社:東京)が現実のモノにしてくれたんです! それが「リュックに後付け‟ちょっと傘持って手”」なる商品名のコチラ。リュックのショルダーハーネスに装着することで、手ぶらで傘が差せちゃうというリュック専用傘ホルダーです。
コレは簡単に言えば、傘、リュックの双方をコネクトするためのツールです。ホールド部と称されるパーツを傘のシャフトに、アッパー部&ベース部などから成る本体をショルダーハーネスに、それぞれ装着。で、前者を後者に差し込めば、ハンドフリーで傘がさせちゃうというモノなんです。しかも、ホールド部は本体に容易に抜き差しできる構造とあって、「リュックから外して傘を閉じる」&「傘を開いてリュックに装着」がクイックでできちゃうのです。
ちなみにホールド部はとてもちっちゃいので、傘を閉じた際にもジャマになりませんし、本体もコンパクトとあってカラダの動きを干渉することがありません。また、対応可能なシャフトサイズはΦ6~14.5mmで、この範囲内なら長傘でも折りたたみ傘でもOK。もちろん雨傘のみならず、日傘にも使用できます。
今年の秋も雨降りの日が多そうですが、そんな日の外歩きをアクティブ&楽チンにしたくば、この「リュックに後付け‟ちょっと傘持って手”」をぜひ! コレさえあれば、同伴者に「地図検索するから、ちょっと傘、持ってて?」なんてお頼みしなくてすみますね?
写真後方は、アッパー部×ベース部×1対のネジからなる本体にホールド部を差し込んだ状態。ホールド部はスライド板を備えたベース部とノブ型の固定キャップから成る。手前は、本体側のネジを差し込むための小穴、コキ環(ベルト長調整用の金具の一種)、バネクリップを備えたナイロン製のチェストベルト。
傘&リュックへの取り付けも楽勝です
①ノブ型の固定キャップを外した状態でホールド部を愛用傘のシャフトにはめ込み、そこに固定キャップを留めつけてシャフトにしっかり固定する。
②写真上/本体の左右にある1対のネジのうち、片方は外し、もう片方は緩めた状態にし、本体のアッパー部とベース部の隙間にショルダーハーネスを差し込んだのち、外しておいたネジを本体ネジ穴にねじ入れる。と同時に、ネジ先端をチェストベルトの小穴にとおしておく。写真下/その状態で両ネジを締めるのだが、完全には締め付けず、少しゆとりを持たせておくこと(理由は、下記④参照)。これにより、ショルダーハーネス、本体、チェストべルトが一体に。ちなみに、本体は左右どちらのショルダーハーネスにも取り付けが可能だ。
③リュックを背負い、チェストバンドのバネクリップをもう一方のショルダーハーネスにクリッピング。チェストベルトはコキ環の操作で好みの長さに調整できる。なお、この③は下記「④写真上」の作業と手順を入れ替えてもヨシ。
④写真上/ホールド部のスライド板を本体に差し込んでスライドイン。カチッと音がするまで差し込む。ここで傘を開き、装着感やバランスなどを確認しながら、本体の両ネジをしっかりと締め込もう。写真下/傘の着脱は簡単&クイック! たとえば歩行中、雨が当たらないアーケードに入ったら傘を本体から外し、アーケードから出たら再度装着……といった動作の繰り返しもストレスなく行えるのだ。
「リュックに後付け‟ちょっと傘持って手”」
セット内容:本体(ホールド部、ネジを含む)、チェストバンド
本体サイズ:W10×H4×D3.8cm(ホールド部、ネジを含む)
チェストバンド長:約17~25cm(バネクリップ含む)
取り付け可能シャフト径:Φ6~14.5mm
取り付け可能ハーネス寸法:W12~75×D15mm
重量:約60g
価格:1980円
問い合わせ先/サンコー ☎ 03-3526-4326
https://www.thanko.jp
※表示価格は税込み
文/山田純貴