wook vol.11

キングジムのデジタルメモ ポメラ DM250

バッテリー容量アップやスマホとの連携強化などで、さらに使いやすく!

文書作成の際、多くの人たちはパソコンで「Microsoft Word」などの文書作成ソフトウェアを利用していることでしょう。それらには長所も多々あって重宝するのですが、一方で、元来が英文作成を前提に制作されたソフトゆえに日本語の文書作成では不便を感じる点も少なくありません。とはいえ、日本語ワープロはずっと以前に消滅しており、いまさら購入の対象にはできません。が、キングジムにはあるんです。日本語のテキスト入力のみに特化した機能をもつデジタルツールが!

コンパクトで携帯性にすぐれ、電源を入れるとすぐに起動し、スムーズに文書作成が行えるデジタルメモ「ポメラ(pomera)」は2008年の初号機発売以来、議事録などのメモだけでなく、各種ビジネス文書の作成、小説や原稿の執筆などさまざまな用途において、多くの人々に支持されてきた人気のロングセラー・シリーズです。そして今年(2022年)7月29日、その最新機種となる「DM250」がリリースされました。

これは、従来機「DM200」(2016年発売)のサイズはそのままに、ユーザーの要望を反映してさまざまな機能をアップデートさせたもの。ハードウェア面では、バッテリー容量を増加し、フル充電で約24時間(従来機は約18時間)の使用時間を実現。また、USB Type-Cに対応し、充電確認用LEDも新たに搭載されました。

ソフトウェア面では、「ポメラ」向けに最適化された日本語入力システム「ATOK for pomera [Professional]」(「ATOK」は株式会社ジャストシステムが開発・提供している日本語入力システム)がさらに強化され、読み方や仮名使いの誤り、誤用などを的確に指摘する校正支援機能や、脚本や台本の作成に適したシナリオモードなどが追加されています。さらに、1ファイルの保存可能文字数が10万字から、なんと倍の20万字へと大幅にスペックアップ! 指定した行数や文字数のフレームを作成することで限られた文字数&字組みでの文章作成を容易にする機能や、2つのテキストを並べて比較したり、1つのテキストを左右に分割して表示するなど、従来機同様の便利なテキスト編集機能もしっかり備わっております。

加えて、スマホ連携機能も強化。専用アプリ「pomera Link」とのWi-Fi 接続を活用することで、「ポメラ」本体内のデータを確認し、選択するだけでアプリ内に保存できるうえ、専用アプリから「ポメラ」内のファイル一覧が閲覧でき、アプリ内のファイルを「ポメラ」へ送信することも可能です。

例の感染症流行を機に、オフィス以外の場所(コーヒーショップとかファミレスとか……)で作業にいそしむビジネスマンが急増しましたが、そうした際に「とりあえずテキストだけ作ろう」というケースは少なくないはずです。そこで、パソコンよりもコンパクトで軽量な、この「ポメラ」ひとつがあれば持ち運び&持ち込みが楽勝。狭いカウンターテーブルの上でもストレスなく仕事ができますし、パソコンのように電源を切る前に保存する必要がなく、そのまま閉じてもデータは残り、パッと開けば先ほどの画面が速攻で表示されるとあって、とてもお気軽&お気楽に仕事がスタート&フィニッシュできちゃうのも嬉しいポイントです。

デジタルメモ ポメラの日本語入力システム ATOK for pomera Professional

「ポメラ」向けに最適化された専用の日本語入力システム「ATOK for pomera [Professional]」をさらに強化し、スピーディで正確な日本語入力を実現。たとえば「ぢめん」と入力すると”地面「じめん」の誤り”と表示し、「くうぜんのともしび」と入力すると”空前の灯火「風前の灯火」の誤用”と指摘してくれる、といった具合だ。ほかにも、いったん消去しても、それ以前の状態に戻せる機能「確定アンドゥ」の連続使用が可能になるなど、各種サポート機能がグレードアップ。これまで以上に、文章作成をさらに容易なものにしているのだ。

デジタルメモ ポメラ DM250の単語登録

約2万語の単語が登録でき、自動学習された単語も含め、編集が可能に。理工学や人文科学、法律経済など計17種類の補助辞書も併載されており、約10万語もの専門用語をカバーしている。また、モードを切り替えることで、上記のような話し言葉や方言などへの変換もできる。

デジタルメモ ポメラ DM250の書式設定

行間やフォントの変更などの書式設定が簡単にでき、指定した1行の字数×行数ごとにフレームを付けたり、行数がひと目で確認できるなど使い勝手は抜群。2つのテキストを同時に左右同時に分割表示もできる。また、文字の横組みのみならず縦組みも自在で、脚本や台本の作成に適したシナリオモードも追加されている(上図参照)。

デジタルメモ ポメラ DM250のキーボード

キーボードは、ローマ字入力において最も重要度が高いアルファベットを各キートップの中央に配置。また、US配列のキーボードユーザー向けに、「ポメラ」用にカスタマイズされたUS配列も追加された。さらに親指シフトのユーザー向けに、従来の「ポメラ」でも採用していたレイアウト(上記イラスト右)に加えて、右手を1列ずらして打ちやすく改良したレイアウト(上記イラスト左)も用意。そのセッティングの際、キートップに貼るキートップステッカーも付属している。

キングジムの
「デジタルメモ ポメラ DM250」

画面:7.0インチTFT液晶、WSVGA(1024×600ドット)、バックライト搭載
キーボード:JIS配列キーボード(キーピッチ17mm)
本体メモリ:メイン1.3GB
対応記録メディア:SDカード(最大容量2GB)、SDHCカード(最大容量32GB)
1ファイルあたりの保存可能文字数:20万字
バッテリー使用時間:約24時間
充電時間:約4時間
搭載辞書:「角川類語新辞典S」、「明鏡国語辞典 MX」、「ジーニアス英和辞典 MX」、「ジーニアス和英辞典 MX」 ※「角川類語新辞典S」は、「角川類語新辞典(39刷)」に基づいて最適化したもので、書籍版とは一部相違があります。また、「MXシリーズ」は、大修館書店が書籍出版の辞書を元に、モバイル端末用に再編集したものです。
サイズ:約W26.3×H1.8×D12cm
質量:約620g
カラー:ダークグレー
セット内容:本体、USBケーブル(Type-A/Type-C1m)、ACアダプタ(AS0530U)、取扱説明書、保証書、キートップステッカー
価格:6万280円

問い合わせ先/キングジム お客様相談室 ☎ 0120-79-8107
https://www.kingjim.co.jp

※表示価格は税込



文/山田純貴

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