こだわりも愛もフォルテシモなわんこラバーの推しモノ語り[FOUND! DOGoods]05
雨ニモ負ケズなワンぱく君のユニフォーム
愛犬が〜すべて〜さ〜♪なアナタに捧ぐ、愛犬家で洒落者のわんこ愛を聞きながら、そこらのペットショップにゃ売ってない、シャレもあって気の利くドッグッズを深掘りする企画。読めばわんこ愛はよりフォルテに!
カーニー デザイナー 熊谷さんの[FOUND! DOGoods]
モンベルのドギー レインウォーカー
保護犬を引き取りませんか?と、妻の友人から写真付きで連絡が来たのが2年半前。じつは猫を飼おうと思っていたけれど、あまりに可愛かったので迷わず家族に迎え入れました。名前はボブ。本当はブブだったのですが、ちょっと違うなぁと思い、しれっとボブと呼んだら反応してくれたのでボブに(笑)。
ボブはいつも早起きで、6時半には寝ている僕らの顔へ飛び乗ってくる。自ずとお酒を飲みに行く機会も減り、健康診断に引っ掛からなくなったのは嬉しいおまけでした。
お散歩は、朝と晩の2回。家だとウンチをしないので、雨でも雪でも必ず出掛けます。それで購入したのが、モンベルの雨合羽。シンプルな設計で着せやすく、色も可愛らしくて気に入っています。
ただ、フレンチブルドッグ用ではないので、裾は要ロールアップ。ネック回りもキツそうだったから、ゴムを切っちゃいました。着せるとお散歩に行くのがわかるのか、嬉しそうな顔をしますね。
ボブは人懐っこくて穏やかな性格の子。4ヶ月になる僕らの娘とも、よく一緒になって寝ています。娘もお腹の中にいた頃から声を聞いていたせいか、ボブが吠えてもニコニコしている。時折見せる優しいアニキといった感じがまた、微笑ましいんですよ。
カーニー デザイナー 熊谷富士喜さん
フレンチブルドッグ BOBくん
1985年生まれ。古着のバイイングに訪れていたアメリカでヴィンテージ眼鏡の魅力に開眼し、2013年にカーニーをスタート。希少なセルロイド製の眼鏡や、ヴィンテージに着想を得た眼鏡が人気を博す。現在5歳、お散歩大好きなボブくんは、2021年に熊谷家へ。
カラフルなシュラフ譲りの華やかなカラーに首ったけ♡
モンベルのドギー レインウォーカー
モンベルらしい鮮やかなカラーが目を引くレインスーツ。ボブくんの愛用モデルは廃番だが、後ろ足も覆う「ドッグ レインスーツ」が展開されている。素材は防水透湿性に優れるドライテック®2レイヤー生地で蒸れにくく、体温調整が苦手なわんこにもグッド。スモール7480円(モンベル・カスタマーサービス)
イマ買えるのはコチラ
今日のワンちゃん
「フレンチブルドッグ」
闘犬を祖先とする愛玩犬。起源については諸説あるが、イギリスからフランスへ送られたイングリッシュ・ブルドッグがパグやテリアと交配し、1880年代に生まれたという説が有力だ。大きな頭とコウモリ型の耳、ぺちゃっとした鼻が特徴。暑さにも寒さにも弱いため、飼育の際には注意が必要である。力は強く、性格は活発かつ社交的。
愛へのもう一押し[ワンモアうんちく]
ロサンゼルスの番犬だった「ブルドッグカフェ」
イラストのお店は、1928年にロサンゼルスの大通りにオープンしたアイスクリーム店。パイプをくわえたブルドッグのファサードが、通りを訪れる人々を20世紀の半ばまで見守り続けた。お店がなくなった後も縮小版(といっても巨大な)レプリカが別のバーに置かれたり、グッズとしてお香立てになるなど、今なお愛され続けている。ブルドッグ界のスーパースターだ。
※表示価格は税込み
[ビギン2023年6月号の記事を再構成]写真/吉岡教雄(BURONICA) 文/秦 大輔 イラスト/TOMOYA