特集・連載
「インスタなえ旨メシ」 vol.4 ~戦闘モード抜群の切揚(きりあげ)~
インスタ萎え旨メシ 「インスタ萎え」という言葉があるとか。要するにインスタ映えしないモノ、場所をそう言うらしい。でもね、インスタ映え重視ばっかりってオカシイと思いません? とくにメシについては。本来メシって味が一番重要でしょ! ということで、インスタ映えはしないけど、とにかく本当においしいモノを発掘していこうと思っとるワケです! その地味ながらも圧倒的なウマさにみなさんもハマること間違いなし!!……かもね!? この記事は特集・連載「インスタ萎え旨メシ」#04です。
「インスタ萎え」という言葉があるとか。要するにインスタ映えしないモノ、場所をそう言うらしい。でもね、インスタ映え重視ばっかりってオカシイと思いません? とくにメシについては。本来メシって味が一番重要でしょ! ということで、インスタ映えはしないけど、とにかく本当においしいモノを発掘していこうと思っとるワケです! その地味ながらも圧倒的なウマさにみなさんもハマること間違いなし!!……かもね!?
浅草言問通り
「大学いも 千葉屋」の切揚(きりあげ)
400g/700円(税込み)
おばあちゃんっぽい見た目とは裏腹の戦闘力
フライドポテトはカリカリ派。飴は噛んで食べるほう。堅焼きせんべいやナッツも大好き。そんな方ならきっと夢中になるであろう店が、浅草寺の北側、奥浅草と呼ばれるエリアにある千葉屋です。看板メニューは大学いもですが、狙い目はさつまいもの薄切りを揚げて蜜をからめた切揚。おばあちゃんが作るおやつのような素朴すぎる見た目ながら、口に放り込めばなかなかどうして、戦闘力は踊り食いレベル。蜜のたっぷり染みたカリカリ部分を噛んで噛んで噛みまくって制圧した暁には、「わざわざ奥浅草まで足を延ばしたかいがあった!」という満足感を得られるはずです。そんな楽しい格闘時間が無限ループする切揚は、時間が経つとしっとりしてくるので、できたてをなるべく早いうちにいただくことをおすすめします。
リポート/ライター間中美希子