世界コスパ遺産 定番とSBどう違うの?
コスパな年も明け、そろそろ春の買い物が気になる時季。そう、春一発目の買い物だからこそ、コスパの優れたモノを入手したいっ! そこでビギンは服・靴・カバンの3ジャンルから、圧倒的なコスパを発揮する名品を厳選。さあ、最強にお得なワードローブを構築しましょ。
【定番】と【SB】
どう違うの?徹底比較
パッと見同じだが、詳細を比べるとその違いがはっきりわかる。SBにはあらゆるパーツにスケボー用ならではのアイデアが詰め込まれているのだ。知れば知るほど欲しくなる!
アディダス
スケートボーディングの
スタンスミス VULC【登録】
☑フォルム
SBのほうが若干甲高設計に
同サイズで比較するとフォルムの違いが明確に。特に違うのが甲の高さ。SBのほうがやや高めだ。甲高の足型が多いといわれる日本人にとってこのフォルムもアドバンテージに。
☑ヒール
SBはモデル名ではなくブランド名が入る
定番はロゴの下にモデル名がデザインされているが、SBはブランド名。また定番はかかと部が革パーツとステッチで補強されているが、SBは軽量化を図り、簡素化されている。
☑ソール
SBは耐摩耗性に優れたガムソール
定番のアウトソールはテニスコートでの着用を想定したフラットな仕様。対してSBはスケボーで負荷がかかる前足部&後足部が、耐摩耗性に優れたガムソールで補強されている。
☑ライニング
ライニングの仕様もスケボー用ならでは!
定番モデルのライニングはレザーだが、SBはメッシュ素材を使用している。これは軽量化に加え、通気性を高めるための仕様だが、夏場に快適に履くことができるという恩恵も。
☑シューレース
シュータンにもメッシュ素材を採用
SBのシュータンはベースの素材にメッシュを使用。ライニングと同じ軽量化と通気性アップが目的。また定番はレトロなコットンの紐で、SBは若干伸縮性のあるソフトな紐に。
不朽の名作ブレーザーも
SBだったらやっぱりお得
ナイキ SBの
ブレーザー LOW【登録】
ローテク顔してじつは高機能
1972年に登場した名作バッシュ、ブレーザーのDNAを継承したSBモデルは2型ある。高反発のズームエアが快適なクッショニングを実現。右/1万1000円、中・左/各1万円。以上。
(問)ナイキ カスタマーサービス
https://www.nike.com/jp/ja_jp/
レトロなムードが漂う旧ロゴ
「ナイキSB ズームブレーザーローディーコン」には往年の小文字ロゴを採用。ブレーザーのレトロなスタイルに絶妙にマッチする。
合わせやすい技あり配色もキモ
ボディとスウッシュが同色のワントーンカラーは着こなしに合わせやすい。またシックなライトボーンカラーはキレイめ服にもマッチ。
SBシューズの名門は
履き心地が進化
ヴァンズの
ウルトラクッシュ【登録】
ハイテク級の卓越クッショニング
1966年に米国西海岸で設立されたスケシューブランドの2大定番「オールドスクール(手前)」と「スケートハイ(奥)」。現行モデルは独自の低反発インソール、ウルトラクッシュが優れたクッション性を発揮する。手前から/6500円、7000円。以上。
(問)ヴァンズ ジャパン
http://www.vansjapan.com/
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年3月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 竹内一将(STUH) 齊藤遼子 文/秦 大輔 礒村真介 押条良太(押条事務所) 桐田政隆 黒澤正人 今野 壘 間中美希子 井上健太郎 宮嶋将良(POW-DER) 撮影協力/ BESS