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“白シャツ”と“ジーンズ”、“ご飯”と“みそ汁”、“鬼”と“金棒”……。切っても切れない関係はこの世にゴマンと存在してますが、“音”と“服”もそんな黄金タッグのひとつ。偉大なアーティストたちがファッションにおいてもカリスマ性を発揮し、両者の垣根を限りなく低くしてくれたおかげで、今日までその蜜月ぶりが堅持されてるんです。ここでは当代きっての作り手の方々に、“音”と“服”への愛情をタップリ語っていただきます!

「音楽とファッションはどちらも自己表現の手段のひとつ」

エフ シーイー ディレクター 山根敏史さん

エフ シーイー ディレクター 山根敏史さん

Profile
1975年生まれ。旅使いにも便利な機能的バッグ&ウェア作りで人気を博す「F/CE.® (エフ シーイー)」の代表。25年以上にわたって活躍するバンドマンとしての顔も持つ。現在のバンド「toe」では、主にベースを担当。
 

学生時代は好みの音楽に合わせて服もチェンジ!

ロカビリーと演歌を愛していた父のもと、幼少時から多様な音楽を聴かされていたという山根さん。

「エディ・コクランから大川栄策まで、幅広いアーティストを聴かされてました(笑)。ただ自分がハマったのはパンクとハードコア! 高校の頃にフガジという米国バンドの曲を聴いたのがキッカケでした。周りは誰もフガジなんて知りませんでしたけどね(笑)。ちなみに中学のときはBOO/WYのコピーバンドとかやってました(笑)。懐かしいです」

高校、専門学校と進学していくなかで好みの音楽のジャンルも増えていき、服装もコロコロ変わっていったそう。

「パンクが好きなときはパンクスに、ヒップホップが好きなときはB’BOYに……という具合に、学生時代はハマってる音楽とリンクして身に着ける服もその都度変わってました(笑)。これは未だに変わらず思ってることなんですが、音楽もファッションも結局は自己表現の手段。自分にとってはほぼ同じモノなんです。エフシーイーでは毎シーズンひとつの“国”にフィーチャーしてアイテムを展開してるんですが、デザインするときはテーマに選んだ国の音楽を聴きながらラフを描いたりしています。これからも世界中の音を服に落とし込んでいきたいですね」

 

着て聴く音モノ

フレンチな音にも着想を得たミリタリーダウン

エフ シーイー×ナンガのプルオーバースモック ダウンジャケット

エフ シーイー×ナンガのプルオーバースモック ダウンジャケット

シーズンごとにスポットを当てる国を変える同ブランドが、今季フィーチャーしているのがフランス。フレンチミリタリーに着想を得て作られたスモック型のダウンは、防風、伸縮、透湿性に優れる“PLIANTEX素材”を採用。5万9000円。

(問)ルート
TEL.03-6452-5867
http://fce.tools/

 

[私的音名品]
ミスフィッツのポスター

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「親交のあるアーティスト、井上 純さんが“山根君っぽいから”という軽いノリで、なんとLAに行った際、カベから剥がして持ってきてくれた思い出の品(苦笑)。ハードコアパンク好きなんで見るたび刺激を受けてます」

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2017年12月号の記事を再構成]
写真/上野 敦 船元愛美(プルミエジュアン) 河野敦樹 文/礒村真介 黒澤正人 押条良太(押条事務所) トロピカル松村 宮嶋将良(POW-DER) スタイリング/佐々木 誠 近藤有倫

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