“やってみたい !!”から一歩踏み出す そろそろ本気で弾いてみる? ドラム
じつは今、空前のバンドブームって知ってた? 総務省の統計によると、ここ数年で楽器をプレイする人の数が徐々に伸びているとか。そう、第何次かのバンドブームが起こっているんです。ということで、初心者ウェルカム&経験者はウェルカムバック! 初心者が選ぶべき名機を、演じる楽しさを極めた服飾業界人の先輩方に聞いてみましょう。今回はおすすめのドラムをご紹介~。
シップス 有楽町店 店長 市田康博さん
有楽町店の店長として、普段はドレススタイルをジェントルに着こなす渋きナイスガイ。シップスの社内バンドにてドラムを担当。
運びやすい&対応力の高いコンパクトセット
「ドラムは他の楽器と違ってセットすべてを持ち運ぶことが難しいですが、これはコンパクトなので頑張ればギリ持ち運べるサイズ」。なかでも特徴はスネアドラムの音色。「このブランドはとくにスネアが超定番といわれるメタルシェル素材のモデル“LM400”があり、仮に他のモデルに乗り換えても、またこのモデルの音に戻るといわれるほど。もう少しだけこだわるなら、スネアだけ同じ14×5インチサイズのこのモデルを手に入れるといいでしょう」
初心者おすすめモデル
ラディック ブレイクビーツ
創設100年超の打楽器メーカーで、ヒップホップバンド「ザ・ルーツ」のドラマー、クエストラブとのコラボから生まれた小口径ドラムセット。実勢価格45万円前後(シンバル、スタンドは別売り)。
(問)野中貿易
TEL.045-211-2022
http://www.nonaka.com/ludwig/
半年以上で“プロ未満!?”の極意
シリアスな顔をせず、笑顔で楽しそうに演奏しよう
「ポイントとしてはシンバルの音量に強弱をつけること。それからスティックの跳ね返りを手首・指先でコントロールするように。メトロノームを活用すると、上達も望めるうえ、上手そうに見せられるのでオススメですよ」
※表示価格は税抜き
[ビギン2017年12月号の記事を再構成]
写真/上野 敦 船元愛美(プルミエジュアン) 河野敦樹 文/礒村真介 黒澤正人 押条良太(押条事務所) トロピカル松村 宮嶋将良(POW-DER)