特集・連載
名門の’50sデザインが超忠実に再現された「ロンジン シルバーアロー」
一生モノの腕時計は絶対に“小ぶり”がいい 「わかりやすく男らしい径40mmオーバーの時計を着けてインパクトを出す」。こと服装がライトになる夏~晩夏にかけて、そうしたい気持ちはわかります。ただ想像してみてください。体型や雰囲気、腕の太さ、さらには服装までも変わっているだろう20~30年後も着けるとしたら、その大きい時計は似合うと思いますか? それが30mm台の小ぶりであれば、別の話。歳を重ねた男の腕にすっと馴染むし、“今”着ければ、通も唸る「洒落た一手」として大いに活躍してくれることでしょう。小ぶりゆえのトラッドな佇まいは長年愛せる定番服と最高の相性を誇り、着用感も当然ライト。そのクラシックなオーラは流行の影響も受けにくく、価値も失わない。ね、小ぶり時計が絶対いいでしょ? 今回は8本を厳選してお届け! アナタのご愛用時計と比べたりしながら、ぜひご堪能くださいませ。 この記事は特集・連載「一生モノの腕時計は絶対に“小ぶり”がいい」#08です。
何に合わせてもずっと似合うトラッドな趣。無理のない着け心地のよさ、損なわれない価値。投資としても、腕時計は“小ぶり”が正解です。
1.定番ファッションに合うトラッドな佇まい
2.無理のないサイズ感、着け心地のよさ
3.トレンドに流されずその価値を失わない
手元を優しげに彩るオールドロンジンのタッチ
ロンジン シルバーアロー ―径38.5mm―
名門ロンジンはアーカイブに傑作がゴロゴロ。昔からそれらの復刻に力を注いでいたけれど、近年その再現度が高まっていて時計好きに大評判なんだ。
この新作も1950年代モデルを超忠実に再現。ベーシックな3針ながら、現行の時計には見られないストライプ型インデックスがいいアクセントになってるよね。シルバーカラーのオパーリンダイヤルと茶革の合わせもオールドロンジンの気品をしっかり伝えてる。
こういうのをサラリと普段使いしていたら、相当センスよく見えるんじゃないかな。
数ある名アーカイブから戻ってきた’50sデザイン
LONGINES[ロンジン]
ロンジン シルバーアロー
クラシカルなデザインのうちに、レースカーや超音速飛行機に夢中だった当時の空気感を取り入れていた1956年誕生「シルバーアロー」の復刻モデル。搭載するムーブメントは耐磁性の高いシリコン製ヒゲゼンマイを装備したL888.5。自動巻き。30m防水。径38.5mm。SSケース。レザーストラップ。26万4000円(ロンジン)
インバーアラン×シップスのニットカーディガン5万7200円(シップス 渋谷店)
①ストライプ型のインデックス
②オリジナル同様あえてノンデイト仕様に
※表示価格は税込み
[ビギン2021年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。