特集・連載
職業別・グッとくるデザイン業務用[料理店編]
安くていいモノ暮らし どんなによくても高級品はもういらない。ただの「安い」じゃ満足できない。世界が大きく変わってしまった今、毎日の暮らしを“ちょっと”よくしてくれるモノさえあればそれでいい! 願わくば、なるべくお金をかけずに!! 本企画では衣食住遊オールジャンルからお値段以上の本当にいいモノだけを編集部が厳選してお届けします。「モノを持たない」時代のグッドプライスって、いったい何だ? この記事は特集・連載「安くていいモノ暮らし」#17です。
その道の専門家が使う服や道具は、コトをスムーズに運ぶための機能を持つのが当たり前。ましてやプロが信頼するもの、そのスペックも折り紙付きなんです! 「業務用って機能性が先行して野暮ったいイメージ」? ノンノン、見た目も一切妥協なし! それがグッとくるデザインな業務用の世界なのです。
食のプロが認めた“イージー”は動きやすいゆったり♪
各5,390円
Cookman[クックマン]
シェフパンツ
米・ロサンゼルス、現地の料理人が仲間と開発したパンツは、程よくゆったりした動きやすいシルエットに、ゴムウエストやポケットなど普段着感覚のディテールを完備。街でも穿ける♪と口コミで広まったシェフパンツのオリジン、それこそが「クックマン」だ!
イージーにこなれるシルエットはもちろん、その豊富な柄&カラバリも着こなしのスパイスに。こんなに優秀でありながら、使い倒して買い替える前提の価格設定ってのもグッとくる!(クックマン)



本国では料理人がこぞって穿くお洒落イージーなのだ!
(Cookman/クックマン)
横浜中華街イチの無骨鉄鍋で腕もアガる!?
4,649円
YAMADA KOGYOSHO[山田工業所]
木柄付片手鍋
鈍~いツヤが無骨なこれ、じつは横浜中華街でプロの料理人がこぞって使う鉄製中華鍋。金型プレスによる巷のフライパンと違うのは、一枚の鉄板をハンマーで叩きのばすことで成形する「打ち出し製法」だ。数千回も打つことで鉄の強度はアップし、軽さと優れた熱伝導率をキープしてくれる!
使った後は油を塗るなどケアが必要とはいえ、U-5000円でお釣りがきて、毎回パラパラチャーハンが作れるなら安いもんでしょ?(青木商事)
職人が厚みや形を見ながら叩いていく
高級ホテルが認めたブルーラインで毎日の食卓が一流に
600円~
MIKASA[ミカサ]
コンコード シリーズ
言わずと知れた、優しい乳白色に濃いブルーのライン。ミカサのコンコードシリーズは、1970年代にアメリカのレストランから家庭まで食卓の定番になり、逆輸入的に日本でブレイクしたブランド。
そしてその人気を後押ししたのが、帝国ホテルで業務用として使われていたこと。一流も認めた洋食・和食不問のデザインが、こんな手の届くプライスなことにもグッとくる! プレート22/880円。ボウル15/660円(丸利玉樹利喜蔵商店)
何気ない朝食も高級レストラン風に
※表示価格は税込み
[ビギン2021年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。