特集・連載
コスパ最強のスイスメイドを実現する[ティソ]で発見!
ティソの名作ラグスポがアップデートし、まさかの5万円台で再降臨!
今月のマンスリーDig いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、毎月編集部が見つけた掘り出し物をゴールドラッシュ時代の採掘者さながらに深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。 この記事は特集・連載「今月のマンスリーDig」#06です。
いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、毎月編集部が見つけた掘り出し物をゴールドラッシュ時代の採掘者さながらに深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。
薄いのに存在感十分なクールビューティ時計
TISSOT
PRX
’70年代の名作が現代的に再解釈されてリ・ボーン! 薄型ケースとブレスがシームレスに繋がるデザインや、シャープなインデックスは往時のままだが、ぐっと高級感。クォーツ。10気圧防水。径40mm。厚さ10.4mm。SSケース&ブレス。各5万5000円(ティソ)
堅牢な裏蓋で10気圧防水を実現


’70sラグスポの隠れ名作が5万円台で再降臨!
(編集部 セキグチ)
いや〜ウカツでした。ケースとブレスを一体化させた薄型高級スポーツウォッチ……いわゆるラグスポ時計のデザインは’70年代に生まれたものとは知ってましたが、我らがティソからも出てたとは!
なおオリジナルは’78年に発売。高精度なクォーツの搭載に加え10気圧の防水性を備えていたことから大ヒットしたそうです。
もちろん新生「ティソ PRXクォーツ」は、随所をアップデート。ソリッドな薄型ケースをはじめオリジナルの基本デザインを踏襲しつつ、艶やかなサンレイ加工文字盤や、サテンとポリッシュ仕上げを細やかに使い分けたフィニッシュで、メチャ高見えします。
でいながら、価格は5万円台!! いくらコスパに優れるとはいえ、ここまでの値付けは、世界一の出荷本数を誇るティソだからこそ成し得ること。薄着になるこれから、手元に’70sヴィンテージな格をサクッと添えるってのはいかが?
バタフライバックルで薄型ケースの着け心地を損なわない
よくある3つ折れ式ではなく、バタフライ式のクラスプを装着しているのもこの価格の時計では珍しいポイント。着け心地がよく、スピーディに着脱できる。
(問)ティソ
☎ 03-6427-0366
https://www.tissotwatches.com/ja-jp/
※表示価格は税込み
[ビギン2021年6月号の記事を再構成]写真/上野 敦 ダリウス・コプランド(以上、プルミエジュアン) 文/吉田 巌(十万馬力) 伊藤美玲 今野 壘 イラスト/TOMOYA