特集・連載
セットアップには、あえての「こってりアイテム」投入で差別化を狙う!!
セットアップ休日活用術 仕事スタイルの簡素化・多様化がすすむ昨今、カジュアルセットアップは男のエッセンシャルアイテムといえるでしょう。でも、単なる仕事用って概念にとらわれていてはもったいない! こちらの活用術を実践すれば、休日だってガンガン使えますから。在宅ワークで着る機会が減った人も、この機会にぜひ活用されたし。 この記事は特集・連載「セットアップ休日活用術」#07です。
あえてのチョイスで差がつく! 「こってりアイテム」を取り入れる
休日だからこそ挑戦できる、あえての超骨太エッセンスで差別化を狙ったセットアップスタイルをご紹介! 手持ちのベーシックアイテムで実践できるので要チェック~♪
トラッドな「チルデンニット×タイドアップ」がかえって新鮮!
チルデンニットにタイドアップ? 定番の着こなしとはいえ、こてこてのトラッド感がなんだか堅苦しいし古くさい気もするけど……。そこで逆転の発想です!
仕事服のノータイ化がどんどん進む今だからこそ、休日セットアップにタイドアップが逆にフレッシュなハズシとして成立するわけです。
キャップやスニーカーなどラフな小物で引き算すれば、懸念の堅苦しさも軽減。あえて肩肘張ったトラッドMIXこそ、他を出し抜く突破口となりますよ。
アランペインのベスト1万4000円(真下商事) ベントレー クラヴァッツのタイ1万3000円(ユーソニアン グッズ ストア) ビームス プラスのジャケット2万円、同パンツ1万6000円、同シャツ1万8000円(ビームス プラス原宿) ニューバランスのスニーカー2万8000円(ニューバランス ジャパンお客様相談室) 417エディフィスのキャップ3600円(417エディフィス 新宿店)
[POINT]タイを浮かせて中央からずらしたディンプルを入れると、ニュアンスUP
骨太ワークな「Gジャン」で休日専用3ピース
GジャンをINしてもいいジャン(苦笑)。たとえるなら3ピースのジレのような感覚でしょうか。セットアップのクリーンさとワークのコクで見事な緩急をつけた、まさに目から鱗のテクニック。
Gジャンは短丈、ボックスシルエットの硬派な2ndモデルに振り切るのがベター。インナーにはシックなタートルを合わせれば、より奥行きのあるレイヤードの完成です。
誰もが持つ骨太アイテムを着るだけでこうも簡単に玄人映えするのなら、即実践あるのみ!
マッキントッシュのデニムジャケット4万5000円(マッキントッシュ青山店) エディフィスのジャケット2万2500円、同パンツ1万3500円(エディフィス 新宿) ジョン スメドレーのニット2万8000円(リーミルズ エージェンシー) コンバースのスニーカー1万2000円(コンバースインフォメーションセンター) ピーター アンドメイの眼鏡3万円(ブリンク ベース)
[POINT]濃紺の2ndモデルが合わせやすい
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年4月号の記事を再構成]写真/丸益功紀(BOIL) 文/桐田政隆 スタイリング/鈴木 肇 イラスト/TOMOYA