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asics アシックスジャパンコレクション

日本の技術によって醸し出される味わい特濃色の国産レザーをアッパーに!

「アシックスジャパンコレクション」は、アシックスがスポーツ分野で培ってきた同社の高度なテクノロジーをベースに、そこに熟練のクラフトマンシップによって生み出される日本の伝統美を融合させたジャパンメイドのコレクションです。マウンテンジャケットやフーディー、ニットパンツなども展開中ですが、ここではスポーツシューズ4型を紹介します。

トップ写真をご覧ください。中央上のローカットタイプ「ゲルキリオス」と、その下にあるミドルカット「ゲルピーティージーエムティー」ではアッパーの染色に、三重県鈴鹿市にある墨の老舗、進誠堂(1947年創業)の「鈴鹿墨」を使用。その発祥が平安時代初期の延暦年間とされる鈴鹿墨は、鈴鹿地方に自生する肥松(こえまつ)の松脂、および菜種油を原料とする天然の墨です。分子が細かいがゆえに紙や絹への定着度が高く、発墨(はつぼく)にすぐれ、上品で深みある書にできることから、とりわけ江戸時代に隆盛を極めた歴史があります。両モデルでは今日、希少となったこの墨で本革を染め上げることで、濃厚さと奥行きを感じさせる、美しい黒を表現することができました。

いっぽう、写真左のランニングシューズ「ゲルニンバス20」、および右のバスケットシューズがベースの「ゲルピーティージー」は、染料は使わず、化学薬品の使用も抑えて、清涼感あるウェットブルーに仕上げられたサスティナブルなモデルとなります。

ちなみにアッパー素材は両色ともに、国産の上質レザーを採用。使い始めから足なじみが良く、履き込めばさらに深く味わいが増し、色味も変化していくエイジングレザーです。

グローバル主義から一転し、国内生産に回帰しつつある昨今。さらに一歩踏み込んで、日本の伝統技術の魅力を再発見し、国内各地の工房や職人との協業に取り組むブランドやメーカーが少なくありません。アシックスがジャパンメイドに徹底してコダワッて展開する「アシックスジャパンコレクション」もまた、そうしたチャレンジによってもたらされた大きな成果といえるのです。

アシックスの
「アシックスジャパンコレクション」

アイテム:シューズ全4型
アッパー素材:天然皮革
ソール:ゴム底

※以下、本記事トップ写真参照。

●ゲルキリオス(写真中央上)
サイズ:23.5cm、24.0~29.0cm(1cm刻み)
カラー:ダークブラウン×ダークブラウン
価格:2万8000円(発売中)

●ゲルピーティージーエムティー(写真中央下)
サイズ:23.0~30.0cm(1cm刻み)
カラー:ダークブラウン×ダークブラウン
価格:2万6000円(発売中)

●ゲルニンバス20(写真左)
サイズ:23.0~30.0cm(1cm刻み)
カラー:アークティックブルー×アークティックブルー
価格:2万8000円(11月6日発売予定)

●ゲルピーティージー(写真右)
サイズ:23.0~30.0cm(1cm刻み)
カラー:アークティックブルー×アークティックブルー
価格:2万4000円(11月6日発売予定)

取り扱い店:アシックス原宿フラッグシップ、アシックス大阪リンクス梅田、アシックス大阪心斎橋、アシックスオンラインストア

問い合わせ先/アシックスジャパン お客様相談室 ☎ 0120-068-806
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/sportstyle/japancollection

※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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