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リーボックのポンプ コート

「ポンプ」ファン感涙! 試作から四半世紀の時を超え、待望のデビューです

アッパーに仕込まれたチェンバー(空気室)に適量の空気を注入することで、靴と足をピッタリとフィットさせるリーボック(REEBOK、英国にて創業)独自の技術「ザ・ポンプテクノロジー」。これが組み込まれたランニングシューズ「インスタポンプフューリー」(’94年発売)は、そのコンフォタブルな履き心地に、シュータン部分に設けられたポンプブラッダーなどがもたらす個性的ルックスが相まって、日本でも’90年代半ばに一世風靡。以来、歴代モデルが多くの「ポンプ」ファンを魅了してきました。ちなみに「ポンプ」の最初のモデルは、じつは「インスタポンプフューリー」ではなく、それは1989年に発売された「ザ・ポンプ」なるバスケットシューズ。当時、NBAの選手らも愛履きしておりましたっけ。

ここで取り上げたのは「ポンプ コート(Pump Court)」という新モデル。とはいえ、プロトタイプが制作されたのは’92年。ということは、なんと四半世紀の時を経て商品化されたことになります。デザインを手がけたのは「インスタポンプフューリー」もデザインしたスティーブン・スミス氏で、モデル名から推察できるとおり、それはテニスシューズとして開発されたものでした。残念ながら一般発売されず、ながらく幻のモデルになっていましたが、’19年春、そのプロトタイプが日本で初展示されたことで大いに話題となり、結果、このほどめでたく商品化されるにいたった次第です。

ぷっくらとナニゲにラブリーなポンプブラッダーを取り囲むように甲をまたぐTPU製ストラップは、このモデルの特徴的なアイコンであり、イエローを主体とするパステル調のカラーリングなどもプロトタイプどおり。それでいて、じつは最新テクノロジーを取り入れて、フィット感と軽量性などの向上が図られているのです。

早くも「ポンプ」ファンの間で話題沸騰中なのはいうまでもありませんが、「ポンプ」の履き心地をまだ体感していない人にもこれはオススメです。さわやか&ポップなルックスが、今どきスタイルのハズシにピッタリですからね!

リーボックのポンプ コート

プロトタイプの再現でありながらも、クッション性にすぐれた最新のフルレングスソールを採用して履き心地の向上を図るなど、さりげなくモダンにアップデートされているのも注目点だ。

リーボックのポンプ コート プロトタイプ

2019年春に「インスタポンプフューリー」発売25周年記念の一環として開催されたイベント「リーボック ナインティーズ ハウス」にて、初めて日本で展示された「ポンプ コート」のプロトタイプ。「ポンプ」ファンの間で話題となり、以後、商品化が期待されていた。

リーボックの
「ポンプ コート」

品番:FV7901
カラー:ヒーローイエロー×シーフォームグリーン×チョーク
価格:2万円

問い合わせ先/リーボック アディダスお客様窓口 ☎ 0570-033-033
https://reebok.jp/
 
※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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