裸足の履き心地で足の負担を軽減する【鎌倉スニーカー】

タビスケタビゾウのキャッチャー GT

スニーカーブームが過熱する一方で、このあたりでちょっとスニーカーとは違う靴を履いてみたい！　という人も多いのではないでしょうか。まさしくそんな気分に応えてくれるのがタビスケタビゾウです。一度聞いたら忘れそうにないこのブランド、じつは2011年に鎌倉で生まれた日本のアウトドアブランド。現在は逗子を拠点にものづくりを行っており、そのテーマは「より速く、もっと簡単に」というもの。例えば、1本のドローコードで3か所を同時にホールドしてくれるリュックなど、カンタンな動作で素早く機能するアイテムを得意としているわけです。

今回リリースしたシューズはバックパッカー向けのウォーキングシューズで、なんと靴職人として知られる五宝賢太郎氏とコラボ！　五宝氏といえば、テレビドラマ『陸王』で美術アドバイザーを務めるなど、革靴だけでなくシューズ全般を得意とする人物。多くのファッションメディアが注目するクリエイターでもあり、このウォーキングシューズは単なる奇をてらったデザインではないんですね～。

アッパーのファブリックには伸縮性と通気性、軽量性に優れる3Dメッシュを使いソックスを穿いているような裸足感覚を実現。また、甲の部分のみフィッティングを緩めるパターンにすることでストレスを軽減し、長時間＆長距離の歩行を可能にしているのだとか。さらに、踵を高くし、足の真ん中あたりを薄くして、この部分のミッドソールに低反発素材を使った特殊なデザインによって、膝や腰への負担を軽減するミッドフット歩行へ自然に導いてくれるのです。そして、特徴的な2つのバックルは足袋のこはぜから着想を得たもので、2回のアクションでジャストフィット＆クイックリリースするというタビスケタビゾウならではのディテール。五宝氏の工房であるグレンストックで手作りされるという完全受注生産なので、このプライスでも納得でしょ？　3万2408円

（問）タビスケタビゾウ
TEL.046-884-9533
https://tabisuketabizo.jp/

※表示価格は税抜き

文／トライアウト