特集・連載
ビギンの尻馬に乗ってもきっと後悔させません!?
2018年11月 ビギンベスト10 気温が下がってきたから、冬服に対するブツ欲は湧き上がってきてるのでは？ ってことで、ビギンでは即戦力アウターを中心にガッツリ紹介していきますよー！ と、その前に、足元にもご注目を！ 今月のいいモノランキング第１位は、見た目じゃわからないけど、ワールドワイドにその足跡を残すかも!? なド肝を抜く一足です!! この記事は特集・連載「2018年11月 ビギンベスト10」#05です。
ジョセフ チーニー×ジェイアール名古屋タカシマヤのスエードシューズ
革靴にただならぬ情熱を燃やすビギン読者のことだから、煩悩レベルでコードバンを偏愛しちゃってる人も多いはず。でも、おいそれと手を出せないのも事実ですよね。フルコードバンだと平気で10万円を超えてくるし、雨には弱いし、メンテも簡単じゃない。
そんな馬尻革の弱点を“コンビ”の発想で克服したのが、ジェイアール名古屋タカシマヤによるジョセフ チーニーの別注モデル！ ベースは、国内展開の少ないシングルのモンクストラップ。
いかにもツウが好みそうな顔立ちですが、スエード×コードバンのコンビにすることで、価格を抑えつつ、部分的ながらもコードバンらしい、しなやかな質感とマットな光沢が楽しめるというわけ。それにベースのアッパーはスエードだから雨にも強いしね！
馬尻革を気軽に楽しむには、いいことずくめのコンビ靴。いやあ、その手があったかと、思わず尻を……じゃなく、膝を打った次第であります♪
ストラップを滑走する英国コードバン
ストラップには、創業から178年を数える英国の老舗タンナー「クレイトン社」のコードバンを採用。特有のマットな光沢が、上品なスエードシューズとベストマッチしている。
ロゴの色合いまで徹底してこだわり別注してます！
インソールに刻印されるチーニーのロゴ色も別注。レギュラーモデルはベージュだが、コチラはピンクゴールド。
木型はシャープでややロングノーズ
歴史と伝統を誇る英国靴の一大産地、ノーサンプトンにて1886年に創業したジョセフ チーニー。カッティングからファイナルポリッシュに至る全工程を、今も自社工場で行う。本作は、ジェイアール名古屋タカシマヤが別注したウマいシングルモンク！ 7万4000円。
（問）ジェイアール名古屋タカシマヤ 紳士靴売り場
☎ 052-566-8186
http://cheaney.jp/
※表示価格は税抜き
写真／工藤 恒（アルフォース） 文／星野勘太郎
