特集・連載
「デューク・カハナモク」からアロハシャツとサーフィンの関係を学ぼう!
どこよりも真面目なサーフ&スケートファッション学 「どうしてワーク&ミリタリーは定番でサーフ&スケートはそうじゃないの?」「波乗りやオーリーができないと着ちゃいけない感じ、なんなの?」「ヴァンズだけはスケートアイテムで取り入れてもよし!な窮屈な流れ、変えられないの?」「黒ビカリでムッキムキじゃないとダメ!みたいな雰囲気ムンムンだよね。」サーフ&スケートにまつわるエトセトラ。そんなトライしたいけど躊躇しちゃう、“モヤッと気分”を一発で吹き飛ばす。日常に生きるヨコノリ(サーフ&スケートの総称)名品を厳選買い説します! この記事は特集・連載「どこよりも真面目なサーフ&スケートファッション学」#07です。
サーフスタイルとアロハの相性が最高にイイのは、それぞれの文化がひとつの偉大なブランドによって、結び付いていったからなのだ。そんなアロハで有名なブランド「デューク・カハナモク」からアロハシャツとサーフィンの関係を学んじゃおう!
伝説のサーファーが手掛けた、ツウ好みなアロハシャツ
ハワイの英雄の名を冠したブランド
五輪水泳競技で3個の金メダルを獲得し、サーフィンを全米に流行させたデューク・カハナモク。
そんなハワイの英雄は、ファッション界でも金字塔を打ち立てている。ハワイ文化を広めるべく’30年代にブランドを立ち上げ、クラシックアロハを世に紹介してきたからだ。
そう、ハワイのスーベニアだったアロハを、誰もが知るファッションアイテムに昇華させたのは伝説のサーファーだったというワケ。
硬派でクラシックなヨコノリスタイルを志向するなら、アロハのイロハを学べるデュークを選ぼう。
デューク・カハナモク氏
長さ4.8mのロングボードを愛用
Duke Kahanamoku/デュークカハナモク
デュークズ パイナップル
’50年代にデザインされた伝統柄を、レーヨン生地やプリントまで完全に復刻。周囲と差をつけたいならレアな長袖を。2万3000円。(東洋エンタープライズ)
長袖のおかげでカーデ感覚で羽織れる
ホワイツビルのTシャツ4900円(東洋エンタープライズ) ユニバーサル オーバーオールのショーツ6800円(ジャーナル スタンダード 渋谷店) コンバースのスニーカー1万2000円(コンバースインフォメーションセンター)
デュークカハナモクのロゴ
お馴染みパタゴニアのパタロハも見逃し厳禁!
海も山も愛する創業者のセンスが炸裂
パタゴニアの創業者、イヴォン・シュイナードはクライマーであると同時に大のサーフィン好きとしても有名。そんな感性とサーフカルチャーへの愛を色濃く感じられるのが、パタゴニアのアロハシャツ、パタロハだ。
1986年に初登場し、毎年柄を変えて展開するため、コレクターがいるほどの人気。以前からサーファーたちの間で定番とされるアイテムだが、ハワイやカリフォルニアでは、近年パタロハを着てサーフィンをしちゃう人が急増しているとか!
絶大な安定感を誇るパタゴニアのアロハなら、旬のヨコノリテイストも取り入れやすいでしょ?
パタロハでサーフが海のトレンドに♪
パタロハでビシッと決めた、創業者のイヴォン・シュイナード氏
patagonia/パタゴニア
リミテッド・エディション・パタロハ・シャツ
今年の柄は岩に張り付くハワイの貝にちなんだ「オピヒ・マン」。マカハの女王、レラ・サンが岩を登るイヴォンにつけた愛称にちなんだもの。1万5700円。(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス)
ネイビーとホワイトの2トーンで着やすい!
パタゴニアのロゴ
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。