孫の代まで引き継ぎたい[100万円の腕時計]

【ロンジン】GMTの先駆が作る小径コンビパイロットは実力・コスパともに最高峰だ

時計価格の高騰が続く中、1832年創業の名門中の名門にもかかわらず、常に良心的な価格で上質な時計を提供し続けているロンジン。今回はその中から、実用性に優れたGMT機構搭載モデルにフォーカスしました。往年のパイロットウォッチのような硬派なルックスながら、小ぶりなケースとさりげないゴールド使いによって、独特の気品も漂う逸品。格上のデイリーウォッチが欲しい人の最適解です!

ロンジン ロンジン スピリット ズールータイム

時計の表裏
GMTの先駆による美しきコンビパイロット

ロンジンの時計や計器が、伝説の飛行士や冒険家たちの偉業を数多く支えたことはご存知でしょう。「ロンジン スピリット」は、それらの特徴的ディテールを取り入れつつ、現代のクラシックに昇華させたコレクション。2020年の登場以来、好評を博しています。

「ロンジン スピリット ズールータイム」は、そこにGMT機能を追加したシリーズ。実はロンジンは、複数の時間帯を表示する時計の先駆でもあり、1908年にはすでにオスマン帝国向けに2つの時間帯を示す懐中時計を開発。2025年にはその機能を盛り込んだ腕時計を発表しています。

ロンジン ロンジン スピリット ズールータイム
ロンジンの時計75万7900円(スウォッチ グループ ジャパン)

本シリーズには、そうした100年以上にわたるGMT時計作りのノウハウが凝縮されており、これから世界を股にかけて活躍したいと考える人には格好の一本と言えるでしょう。

42mmもありますが、本誌のおすすめは小径トレンドとも合致する39mm、それもベゼルとリューズを18Kイエローゴールドとしたご覧のモデルがイチオシです。ゴールドが入ることで、持ち前のヴィンテージなルックスに、一層の気品や風格がプラスされていると思いません?

この佇まいなら、今だけでなく、年を重ねたときにも似合うことうけあい。むろんリッチなコンビ仕様で、100万円を大きく割る価格も見逃せないポイント。名門ロンジンの中でも、極め付けに費用対効果の高い一本です。

ゴツ顔なのにコンパクトなGMT

ロンジン ロンジン スピリット ズールータイム

LONGINES[ロンジン]
ロンジン スピリット ズールータイム(LONGINES SPRIT ZULU TIME)

「ロンジン スピリット ズールータイム」は、「ロンジン スピリット」コレクションに2022年に追加されたGMTウォッチのシリーズ。24時間で一周するGMT針とは別に、時針のみを単独操作でき、タイムゾーンの修正が非常にしやすい。回転ベゼルとの併用で第3時間帯の表示も可能だ。なおズールータイムとは、航空や軍事で使用される協定世界時の別名。グリニッジ標準時を示す「Z」を、聞き間違いを防ぐため無線通話では「ZULU」と発音することに由来する。自動巻き。10気圧防水。径39mm。SSケース(リューズは18KYG)。SSブレスレット。75万7900円。

名門の歴史を感じさせるケースバックの刻印

名門の歴史を感じさせるケースバックの刻印
ケースバックには、天球図と、砂時計と翼を掛け合わせたロンジンのお馴染みのロゴが刻印されている。海外旅行で活躍するGMTウォッチに相応しいデザインだ。なおブレスレットの一コマ目にはインターチェンジャブルシステムが搭載され、ストラップへの交換も容易にできる。
Cal.L844.4
搭載するCal.L844.4は、COSCクロノメーター認定をパスした高精度ムーブであり、シリコン製ひげゼンマイなどにより、高い耐磁性を実現。パワーリザーブは約72時間を誇る。

GMTウォッチとは?

基本的にGMTウォッチとは、通常の時・分・秒針のほか、GMT針と呼ばれる、24時間で一周する針を備えた時計のこと。国際線パイロットなどはGMT針をグリニッジ標準時に合わせておくが、そうでなければGMT針を自国時間(ホームタイム)の24時間針として使い、時差のある国に出かけたときに時針を現地時刻(ローカルタイム)に合わせる使い方が一般的。今回紹介したロンジンのように、回転ベゼルとの併用で、第3時間帯を把握できるモデルも多い。

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