Tイチ180日時代のTシャツ選び

【安くていい白Tの正解】パックTの“三大アメリカンブランド”の違いを徹底研究

この暑さで、もはや一年の半分はTイチ時代! つまり、Tシャツとは、短い夏を耐えるギアから、年間を通して楽しみたいファッションアイテムに昇華されているということ! それを加味し、同特集は長~い夏を支える“使えるTシャツ”を徹底リサーチ。色んなネタが上がってきた中で、ご提案したいこの厳選ネタをどうぞ!

アメリカンブランド御三家研究レポート

Begin的A級保存版 安くていい!
アメリカンブランド御三家研究レポート

デイリーTシャツの本命といえば、いつの時代もアメリカンブランドのパックT。ですが、種類が豊富すぎてどれを選べばいいのやら!? と途方に暮れる人も多いかと。てなわけで、ここでは御三家ブランドの定番Tにフォーカス。違いを徹底研究&報告いたします!!

白Tは微差こそ大差。本気で選ぶべし!

安くていいTシャツが欲しいと思ったとき、真っ先に候補に挙がるのはパックTの白ではないでしょうか。なかでもアメリカの王道ブランドのそれは、いつの時代も候補筆頭。お気に入りがある人も多いことでしょう。でも一方で、いつの間にかラインナップが拡大していて、どれを選べばいいのかわからないと困惑する声もよく聞きます。

そこで、ビギンはカットソーのアメリカンブランド御三家の主要ラインナップをあらためて総ざらい。買いの参考にしていただくべく、厚みに色、シルエット、ディテール、風合いとさまざまな視点からレポートする次第です。

そもそもパックTは、1940年代のアメリカで確立された販売形態。パッケージに封入することで陳列しやすく、新品であることが一目でわかり衛生的。物流効率にも優れるなど、多彩なメリットがありました。

そしてパックTの本場御三家といえば、これを普及させた立役者である「ヘインズ」に、プリントボディでも鉄板人気を誇る「フルーツオブザルーム」、そして誰もがお世話になったアンダーウェアの雄たる「B.V.D.」。定番に加え、昨今はそれぞれが時流を汲んだ製品もリリースしています。

白Tはシンプルだからこそ、微差が大差になる。下に一覧を掲載するので違いを吟味し、理想の相棒をゲットしてくださいな♪

パックTの王様。
HANES

HANES

HANES

1901年、P.H.ヘインズが弟とともに紳士用アンダーウェアメーカーを設立したのがはじまり。1913年には上下が一体となった下着「ユニオンスーツ」を発売して、大ヒット。パックTが登場したのは1947年。複数枚をセットにすることでお得な価格を実現し、広く支持されたのだった。

ヘインズ JAPAN FIT

HANES[ヘインズ]
JAPAN FIT

「日本人の心地よさのために」を掲げる「ジャパンフィット」は着丈短め。アームホールも狭めで動きやすい。5.3オンスの生地は、製品洗いで柔らかな風合いに。2枚入り3520円(ヘインズ ジャパン カスタマーセンター※以左同)

ヘインズ THE RELAX

HANES[ヘインズ]
THE RELAX

新登場の「ザ リラックス」は、時流を捉えたゆったりシルエットが特徴。リラックスフィットとよりビッグなオーバーサイズドがあり、写真は後者。Lサイズで身頃約60cmとかなり広い。生地は8.2オンスと厚くドライタッチ。3300円。

ヘインズ BEEFY-T

HANES[ヘインズ]
BEEFY-T

1975年誕生の「ビーフィーT」は、コシの強い6.1オンス生地を使用。ネック、肩、袖、裾はダブルステッチで強固に縫われ、着用&洗濯を重ねてもヘタれにくい。ボディはもちろん、丸胴。Tシャツのザ・スタンダードだ。2420円。

ヘインズ SHIRO

HANES[ヘインズ]
SHIRO

ずばり、最高の白Tを追求して生まれたのが「SHIRO」。生地は定番の赤ラベルに用いられる糸を双糸にして編み立てたもので、7オンスとやや厚め。モッチリしたタッチが心地いい。クリームがかった発色にもアジあり。2970円。

高コスパインナー Tシャツシリーズも健在!

高コスパインナー Tシャツシリーズも健在
インナー用途がメインなら、やっぱりヘインズの「3P-T」は外せない。最定番の赤、乾きやすいポリ混の青、味な風合いのゴールドと3タイプがあるので、好みのラベルをど〜ぞ♡ 各3枚入り。赤ラベル2970円、青ラベル3300円、ゴールドラベル3740円。

国民的なデイリーT。
FRUIT OF THE LOOM

FRUIT OF THE LOOM

FRUIT OF THE LOOM

ロバート・ナイトが1851年に設立した、綿織物メーカーがルーツ。古着シーンではプリントボディとして知られるほか、本国では国民的ブランドとして親しまれている。「スクリーンスターズ」も1978年に同社が設立したブランドであり、90年代には年間販売数量1億枚を突破した。

フルーツオブザルーム 7oz HEAVY OZ

FRUIT OF THE LOOM[フルーツオブザルーム]
7oz HEAVY OZ

ヘタリにくい肉厚のガッシリした生地を用いた、スタンダードな丸胴T。裾にプリントされたブランドロゴが、さりげなくアクセントとして効いている。少し生成りがかった白の発色もポイントだ。2200円(ギャレット ※以左同)

フルーツオブザルーム HERITAGE 8.1oz

FRUIT OF THE LOOM[フルーツオブザルーム]
HERITAGE 8.1oz

素材に米綿を用いた、さらに肉厚な丸胴ボディの一枚。空紡糸ならではの粗野なタッチが、アメリカンな印象を後押しする。袖や裾のシングルステッチは、ヴィンテージに倣った仕様。発色は混じり気のない鮮やかな白だ。3630円。

フルーツオブザルーム DUAL DRY

FRUIT OF THE LOOM[フルーツオブザルーム]
DUAL DRY

コットン100%でありながら、表面に撥水加工、肌面に吸水加工を施して機能性を高めた「デュアルドライ」。トゥルンとしてなめらかなタッチも、肌に心地いい。ネックは少し詰まった印象。フィットにはややゆとりがある。2090円。

フルーツオブザルーム fix-3930 S/S

FRUIT OF THE LOOM[フルーツオブザルーム]
fix-3930 S/S

日本仕様で復活した定番シリーズ。これぞアメリカといったザラっとしたタッチの生地は、約4.8オンスとやや薄手。プレーンなシルエットと相まって、インナー使いしやすい。チャック付きの袋もキュートなのでご活用あれ♪ 1870円。

米・アンダーウェアの古豪。
B.V.D.

B.V.D.

B.V.D.

ブラッドリー、ヴーヒーズ、デイの3人の若者によって1876年、N.Y.にて設立。ブランド名は彼らの姓の頭文字を取った。1906年に男性用下着の製造へ着手。当時はタイトフィットが一般的だったところ、1908年にいち早くルーズな製品を販売し人気に。パンツの名門としても知られる。

ビー・ブイ・ディー GV013

B.V.D.[ビー・ブイ・ディー]
GV013

フライス編みのベストセラー「ゴールド」シリーズの柔らかなタッチはそのままに、若干フィット感を抑えたリラックスフィットにアレンジ。極上のインナーとなった新作だ。3080円(富士紡ホールディングス お客様相談室※以左同)

ビー・ブイ・ディー GV100-2P

B.V.D.[ビー・ブイ・ディー]
GV100-2P

カジュアルシャツやシーツ等にも使われる36番単糸を用い、薄手の天竺編みにした丸胴Tシャツ。裾や袖はシングルステッチで縫われ、ミニマルなルックスに仕上がっている。インナー使いにうってつけのモデルだ。2枚入り5500円。

ビー・ブイ・ディー GV200

B.V.D.[ビー・ブイ・ディー]
GV200

36番の綿糸を2本撚り合わせた双糸を用い、アメリカンスタンダードである天竺編みにしたミディアムウェイトのTシャツ。一枚でサマになる厚みだが、タッチはとても柔らかい。長く付き合える“上質なベーシック”である。4180円。

ビー・ブイ・ディー GV300

B.V.D.[ビー・ブイ・ディー]
GV300

こちらは36番の綿糸を3本撚り合わせて編まれた、ヘビーウェイトTシャツ。タッチはモッチリなめらか。首はきゅっと詰まったボースンネックになっている。プレミアムにして、古きよきヴィンテージが色濃く薫る一枚だ。6380円。

ランドリーチャレンジ!
アメリカンライフTシャツは洗ったらどうなる!?

アメリカンライフTシャツは洗ったらどうなる

いくら安くても一度洗ったらクタクタ……なんてイヤですから、上のTシャツを実際に洗ったうえ、ガンガン乾燥機に掛ける実験も実施。結果は……それぞれ違いはあれど、総じて少し味が増しただけ(笑)。臆せずガンガン着てやりましょう!!

アメリカンライフTシャツは洗ったらどうなる

Scoop!

フォーティーセブン

ビギン本誌締切間際にスクープ! 「’47(フォーティーセブン)」から、初めてパックTが登場! ゆとりのあるシルエットがデイリーに取り入れやすい2枚組。5940円(フォーティーセブン)

 
※表示価格は税込み


[ビギン2026年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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