Tイチ180日時代のTシャツ選び
フレンチでもアメリカンでもない“第3のボーダーT”は軽装コーデの玄人好みな味変です
この暑さで、もはや一年の半分はTイチ時代! つまり、Tシャツとは、短い夏を耐えるギアから、年間を通して楽しみたいファッションアイテムに昇華されているということ! それを加味し、同特集は長~い夏を支える“使えるTシャツ”を徹底リサーチ。色んなネタが上がってきた中で、ご提案したいこの厳選ネタをどうぞ!

脱のっぺらぼうコーデ!?
軽装こそ、ブリティッシュボーダーを
ほんのひと匙のアクでスタイルは新鮮に化ける
白飯ばかり食べていると麺が恋しくなるように、いくら万能とはいえ無地T一辺倒では飽きがくるもの。そんなとき味変に着たいTシャツの筆頭といえば、ボーダー柄のそれではないでしょうか? そこでビギン本誌がプッシュするのが、ブリティッシュボーダー! 上品なフレンチボーダーでも、ヨコ乗り系のアメリカンなボーダーでもない、“第3のボーダー”です!!
英国のボーダーと聞くとラガーシャツの柄が思い浮かぶかもしれませんが、ここでいうブリティッシュボーダーは、英国ブランドのボーダーという広義のそれ。フレンチボーダーほどシンプルでなく、アメリカ西海岸のサーファー好みなマルチボーダーほど派手でもない、ちょうどいい主張が、英国のそれにはあるんですよね。
下写真の「ナイジェル・ケーボン」の一枚をご覧あれ。遠目にはシンプルに見えて、よく見るとモスグリーンをベースに、ブルー、濃グリーン、薄グリーン、ベージュとさまざまな色の線が並ぶマルチボーダーになっているのが、本品のポイント。予定調和を裏切るひと匙のアクがある……そんなバランスが、じつに玄人好みじゃあありませんか♡ 肉厚な素材感や杢の風合いも脱・予定調和に効いているでしょ?
夏の軽装には、これがスパイスとしてイイ仕事をしてくれます。白パンやキレイめのスニーカーと合わせれば、写真のとおり。何の気ないように見えて、どこか新鮮なスタイルが完成する次第です!

Nigel Cabourn[ナイジェル・ケーボン]
7.8oz ボーダーT
空紡糸特有のドライタッチがクセになる一枚。杢調のオリーブをベースに、多色を組み合わせたマルチボーダー柄は、地味すぎず派手すぎずの好バランス。身頃にはゆとりを設けながら、着丈はコンパクトに抑えられているため、スッキリ着られるのも特筆点だ。1万7600円(アウターリミッツ)

MHL.[エムエイチエル.]
ストライプTシャツ
ラガーシャツを彷彿させる、ピッチの異なるストライプ柄が目を惹く一枚。シルエットはゆるりと肩の落ちるリラックスしたそれ。3.2cm幅と太いネックが、力強いアクセントを添えている。1万8700円(エムエイチエル.)

DAKS × Scye[ダックス × サイ]
鹿の子Tシャツ
ダックスのアイコニックな配色をマルチボーダー柄にしたTシャツ。胸には同配色のサイのワッペンが主張する。ハリのある鹿の子が織りなす、端正なボックスシルエットも魅力。2万900円(三共生興ファッションサービス)
※表示価格は税込み
[ビギン2026年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
