Tイチ180日時代のTシャツ選び
夏こそウールTが正解。ベタつかず汗冷えしにくくニオイにも強い“最高のディフェンス”
この暑さで、もはや一年の半分はTイチ時代! つまり、Tシャツとは、短い夏を耐えるギアから、年間を通して楽しみたいファッションアイテムに昇華されているということ! それを加味し、同特集は長~い夏を支える“使えるTシャツ”を徹底リサーチ。色んなネタが上がってきた中で、ご提案したいこの厳選ネタをどうぞ!

ベタつかない、汗冷えしにくい、ニオイづらいetc.
ウールTこそ最高のディフェンス
今買って冬まで活躍する間違いのない撰択
Tシャツの素材には機能性文脈とお洒落文脈の双方の見方がありますが、どちらの視点に立っても満点を取りうる素材があります。それがウール。アウトドアのインナーウェアとしてもいまやお馴染みの素材です。
夏にウール? と思われる方のためにおさらいしますと、ウールは最も優れた天然の機能性素材。高い吸放湿性をもち汗をかいてもベタつきにくく、さらに抗菌性もあるため、ニオイづらいときている。また寒いときは暖かく、暑いときは涼しく、と温度を一定に保つ性質があり、汗冷えしにくいのも大きな魅力です。だから夏のTシャツ素材としても、じつに理に適っているんですね♪
加えてウールの中でもとりわけメリノウールは、ドレスウェアにも用いられる高級素材。一段格上のルックスが叶うとあって、昨今はTシャツの素材としてファッションブランドからも大きな注目を浴びている、というわけです。
極めて良質なニュージーランドメリノウールを用いた「フィルメランジェ」の一枚は、機能性とお洒落の双方の文脈を満たす、まさにお手本。厚みがありながらふんわりと柔らかいその生地は、気持ちがイイのみならず、ドレープも自ずと美しく現れます。もちろん自宅で洗濯が可能。乾きやすいのが密かに嬉しかったりもします。
前述の調温機能によって、冬場はインナーとして重宝。通年活用できるのも、ならではの魅力です。名門ニッターからも極上タッチのそれがリリースされているので、どうぞ好みの一枚をお探しあれ♡

FilMelange[フィルメランジェ]
ウォルフ
17.5マイクロンという極細のニュージーランドメリノ原毛を用いた一枚は、ふんわりして柔らかなタッチ。肌触りのよさを活かすべく、身頃は脇に継ぎのない丸胴編みにて仕上げられている。杢のアジも申し分ない。1万9800円(フィルメランジェ)

WRAPINKNOT wool wear[ラッピンノット ウールウェア]
ワイドフィットTシャツ
1961年に新潟で創業したニット工場が手掛けるこのウールTは、後ろ衿を少し高くしたデザイン。ジャケットのインナーにももってこいの一枚だ。背面中央に走るシームが、さりげないアクセントに。2万2000円(ウメダニット)

Healthknit[ヘルスニット]
ウールTシャツ
繊維の細い、良質なオーストラリア産ウール原毛を使用。トロッとしてなめらかなタッチに仕上げた、ビームス プラス別注による一枚。型崩れを防ぐ堅牢なバインダーネック仕様も嬉しい。1万3200円(ビームス プラス 原宿)

KANEMASA PHIL.[カネマサフィル]
18GウールパックT
和歌山の名ニッター、カネマサ莫大小のオリジナルブランドの一着。ナイロン芯にウールを巻きつけた糸を、旧式編み機で可能な限りユルく編んであり、風を纏っているかのような軽やかさが特徴。1万2100円(カネマサフィル)

Caledoor[カレドアー]
ライトメリノウールTシャツ
少し広めの衿元から洗練された雰囲気が漂う一枚。素材は上質なニュージーランド産のメリノウールを、軽やかに編み立てた天竺。17.5マイクロンという極細繊維が織りなす、至高のソフトタッチだ。1万7600円(カレドアー)
※表示価格は税込み
[ビギン2026年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
