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新居 猛が1970年に生んだ「ニーチェアエックス」は一生使える”日本的な”名作です
いつの時代も褪せない魅力を備える名品もあれば、時代に即した改良によってさらなる魅力を得るモノもある。日々新たな傑作も生まれていますから「定番」の認識にも常にアップデートが欠かせません。そこでビギンは、令和の世に沿う名品“ベストセレクション”を刷新するべく、数多の永世定番や気鋭の傑作までをあらためて吟味。“いま本当に価値のある”アイテムをここに選定いたしました!
FUJIEI[藤栄]
Nychair X ニーチェアエックス

日本生まれの慎ましいロングライフ名作
1970年にデザイナーの新居 猛が考案した、X構造の脚部が特徴の「ニーチェアエックス」。世界各国で50年以上で愛される名作ですが、そのデザイン思想は日本的。「起きて半畳、寝て一畳」という言葉に象徴される、省スペースの住文化を背景に設計されています。
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藤栄
ニーチェアエックス
約W61 × H86 × D76.5cm。座面高約25.5cm。オットマンは別売り(3万5200円)で5万9400円(藤栄)
最小限のパーツで構成された無駄のない造形は、置く場所を選ばず、畳めばコンパクトに自立し、広げても一畳ほどに収まる潔さ。


深く沈み込むシートと計算された背もたれの角度がもたらす包み込まれるような座り心地は格別で、一度座れば立ち上がりたくなくなるほどです。現在も日本製を貫き、シートやパーツは交換可能。修理しながら一生使える名作なのです。
※表示価格は税込み
[ビギン2026年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
