孫の代まで引き継ぎたい[100万円の腕時計]
ウォーホルも絶賛したカルティエの傑作「タンク」のエレガンスとコーデ提案
時計の値段は高まるばかり。その中から100万円の縛りで、未来のヴィンテージとなりうる最高に価値あるモデルを厳選紹介するのが本連載の趣旨。今回は、世界屈指のジュエラーにして、腕時計というジャンルの開拓者でもある超名門がまさかの降臨! カルティエの傑作角形時計「タンク」には、100万円チョイで狙える自動巻きモデルがまだ存在していたのです。

時計のこなし方〜人気スタイリストが考える〜
スタイリスト
四方章敬さん
ドレスからカジュアルまで、独特のエレガンス漂うスタイリングを行う敏腕。時計にも精通!
名作と呼ばれる角形時計は他にも存在しますが、カルティエの「タンク」ほど古今の洒落者たちを虜にした時計は他にないでしょう。四方さんはその理由を次のように分析します。
「角形時計はそもそも袖口を知的に彩るものですが、『タンク』はそれに加えフランスらしいエレガンスやエスプリを感じさせる。だからファッション感度の高い人たちに好まれてきたのでしょう」
中でも今回の「タンク マスト」は、ブレスレットモデルのために程よくスポーティさもあり、世代を超えて幅広いスタイルに活躍すると太鼓判を押します。
「エクストララージモデルということで、自分には大きすぎると感じるかもしれませんが、角形時計は横幅がないため、そんなに大きな時計を着けている感じはしません。ケース厚も8.4mmとスリムなため、細い腕の方にも問題なくフィットすると思います」
四方さんはこの時計をよりお洒落に着用したいのなら、シンプルな装いに徹するのも手だと言います。
「極端な話、白シャツ + デニムでも、この時計が腕にあるだけでシックに見える。むしろゴテゴテ着飾るより、そういうシンプルなコーデのほうが時計の美しさも際立つように感じます。また色を取り入れるなら、ブルーがおすすめ。針やリューズトップのカボションの色がブルーなので、全体的に統一感が出ますから。たとえばビジネスなら、紺スーツに青系のシャツタイを合わせるストイックなコーデがいいですね。晴れて購入の暁にはぜひお試しください」
ポイント①
シルバーアクセ感覚で着ける!

この時計はケースやブレスに加え、文字盤もシルバーカラー。だからカジュアルには、シルバーアクセを一点取り入れる感覚で着用するといいと思います。ここではインのボーダーシャツとローファーで、フレンチカジュアルな雰囲気で仕上げました

ポイント②
Vゾーンはブルーでまとめる

ブレスレットモデル特有のスポーティさがありつつ、端正なネイビースーツに合わせてもまったく違和感ないのはさすが名作タンク。Vゾーンもブルーで揃えれば、針やカボションのブルーとリンクし、よりこの時計のエレガンスが際立ちますよ

※表示価格は税込み
[ビギン2026年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。