【ハンパ丈コートのススメ①】 MACKINTOSH、ATONで冬の正解“ハンパ丈”を試す

アウター選び。それは、服好きにとって一年で一番テンションがアガる買い物でしょう。と同時に、冬服の大本命ゆえ、それなりの投資も必要だし絶対失敗したくない……。そこで本特集では、物価高や景気の良し悪しも吹っ飛ぶような珠玉のアウターを厳選! 必ずアガりの一着が見つかりますよ!
着こなしも移動中もスマートなハンパ丈コートがちょうどいい
大人の冬アウターと言えば、昔も今もコートは外せません。そこで悩むのが長さですが、ショートタイプよりも色気や防寒性があって、ロングより軽快で合わせやすくて乗り物でも邪魔にならない、ハンパ丈って最高に優秀。Mサイズで着丈85〜95cm前後がその目安です。
MACKINTOSH
レディース人気から火が点いた流麗なAラインがエレガント

MACKINTOSH[マッキントッシュ]
フォー ユナイテッドアローズ ハンビーSL
創業者が発明したゴム引きの防水ファブリック、マッキントッシュクロスのコートが象徴である同社。ハリ・コシの強いその生地がもたらす構築的なフォルムが伝統ですが、新定番のハンビーはワイドなシルエットやドロップショルダー、エレガントなAラインが演出する柔らかな佇まいが持ち味。これが女性の間で大評判となり、近頃はメンズにも人気が飛び火しているんです!
なかでも紹介のSLは、スリムフィット&肩の落ち具合が控えめに設定されており、オン・オフ兼用もイケちゃう。ハンパ丈だから通勤電車で座っても邪魔になりません。14万4100円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)

チャンピオン フォー ピルグリム サーフ+サプライのパーカ1万8700円(ピルグリム サーフ+サプライ 東京) パンツ4万9500円(ミーンズワイル)

MACKINTOSH[マッキントッシュ]
完全防水アウターの元祖であり、世界3大コートブランドの一翼。英国ではマッキントッシュ=レインコートや防水布を指す一般名称となっており、辞書にも掲載されている。
研究
ツウの間で過熱中の秀作がライトメルトンで品格アップ

多彩な生地と仕様で展開されているハンビー。この別注モデルでは、重厚に見えつつも軽量、そして品格とウォーム感を高めるライトメルトンを採用。さらに防水透湿フィルムを貼り合わせてあるので、雨にも強い&蒸れにくい。
ATON
土臭いフィールドコートをシックなグレーで都会顔に

ATON[エイトン]
ピグメント エア ウェザー ショートモッズコート
1960年代にイギリスの若者の間で興ったモッズカルチャー。派手なカスタムスクーターでストリートを疾走した彼らは、米軍から放出されたM-51パーカをこぞって羽織っていました。今は後継のM-65パーカも含めてモッズコートと呼ばれ、本作では後者をベースにしながら着脱式フードを省略し、さらには特徴のフィッシュテールを切り落としたようなハンパ丈に。
また、当時の仕様をヒントにして取り外し可能なウールライナーを装着しているので、秋〜冬〜春まで対応します。バイクや自転車にも跨りやすく、裾がはためいたりタイヤに絡んだりしないのも安心かと。15万4000円(エイトン青山)

コーディングスのシャツ2万9700円(ビームスF) ニートのパンツ3万1900円(にしのや) ザ ベッドフォード ホテルのメガネ1万9800円(キングスター)

ATON[エイトン]
長年、テキスタイル開発や複数のブランドでディレクターを務めてきた久﨑康晴氏が指揮。多様な素材、巧みな加工を用いたオリジナル生地に定評があり、男女双方に大人気。
研究
研英国で花咲いた米軍コートが日本の墨とマリアージュ

ナイロン × ポリエステルの高密度生地は防風性◎。そこに1200年以上の伝統をもつ奈良墨の顔料をプリントし、通常の3倍以上の時間を掛けて洗い込むことで、水墨画のような趣深さがある味わい豊かなエイジング感を実現。
モッズが愛用したパーカをオマージュ
※表示価格は税込み
[ビギン2026年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
