【大人のネイビーレイヤード】シップス バイヤー・松尾さんの10年後SNAP

服好きたちにとっての“10年愛せる服”とは
何着てる? 正解は10年後タイムカプセルSNAP
数々の「10年愛する服」を紹介してきた本特集も折り返し。というわけで、この難解なテーマをファッションのプロたちにも考えてもらいました。「ズバリ、10年後に何着てますか?」という至ってシンプルなお題をもとに、十人十色の10年後をLet’s SNAP! 10年後に見返すのが楽しみだ~。
色使いは抑えつつ、素材感でレイヤード
現在31歳

シップス メンズカジュアルバイヤー
松尾教平さん
1994年生まれ。2016年に入社し、関西のアウトレット勤務~プレスを経て今春からメンズカジュアル部門のバイヤーに。10年後の目標は「別注が売れまくるカリスマバイヤー」。
10年後……41歳

ポストオーバーオールズ for サウスウィックの別注デニムジャケット5万6100円、シップスのUSA シャンブレー ワーク シャツ2万8600円(以上、シップス銀座店) その他本人私物
カジュアルバイヤーとして、今は色を積極的に使うことを意識しています。とはいえ10年後となると大人っぽさも出したいので、シップスの象徴でもあるネイビーを基調に、色ではなく素材感で違いを出すストイックなレイヤードスタイルに。
キュプラウール混でしなやかさとツヤを備えたデニムジャケットは、ポストオーバーオールズに別注したもの。そこにシップスのUSA製シャンブレーシャツと、インナーにはウールTを。ちなみにシャンブレーシャツは、今と十年後でタックアウト→タックインになっているのもポイントです(笑)。
アメリカンワーク薫る荒々しい3本ステッチ
※表示価格は税込み
[ビギン2025年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
