[1位]今月のいいモノランキング
【MOOJI MOOJI】LA発の本格ユーズド加工スウェットがコスパ最強!
コスパもGOODなこだわり加工スウェットが上陸!

【ムージ ムージのスウェット】
某デニムメーカーのディレクターを務めたゲイリー・ケンジ・キム氏が、2020年にLAにてスタートしたブランド。エイジング加工されたスウェットをはじめTシャツやサーマルなども展開し、いずれも豊富なカラバリが揃う。パーカ2万3100円、クルーネック2万3100円、パーカ(ペイント入り) 2万6400円。
よりダメージ感あるペイント入りver.も

本家の本気ニューレトロ
アメリ“感”フィーリング
史上例を見ないほどヴィンテージウェアが過熱。他方、先月号でも特集したとおり、昭和〜平成に流行したファッションやモノ、音楽などのニューレトロも盛り上がっている現在。と、昔のアレコレに熱視線が注がれるなか再び人気上昇中なのが、90年代のアメカジブームを経て2000年代の前半にストリートを彩ったリアリティ満点のユーズド加工アイテムたち。
そんな今季、アメカジの本家・米国から上陸したのがムージ ムージです。LAのダウンタウンに居を構える老舗の縫製工場が手掛け、エイジング加工に特化したラインナップを武器とするこちら。
何でも、輸入会社がネットで発見してひと目惚れ、すぐさまメールやエアメールで連絡したものの待てど暮らせど音沙汰なし。ならばと現地に突撃して直談判し、その熱意が伝わり取り扱いにこぎつけたんだとか。
で、ビギンのイチ推しは看板商品のスウェット類のなかでも、20オンスの超肉厚な裏起毛シリーズ。生地の編み立てから全工程メイド イン USA! なのがグッとくるうえ、とくに縫製&加工は自社で一貫し、少数精鋭の熟練した職人が一着ずつ丁寧に作り込んでいるんです。
そこにはデニム業界で辣腕を振るったデザイナーの知見が存分に生かされており、色のフェードした表情やダメージ具合はヴィンテージ顔負けの佇まい。またUS古着さながらのオーバーサイズなシルエットも旬の気分にフィットします。

フェード加工のみならず、随所の擦り切れ加工もムードを後押し!

米国モノらしいドライな肌触りの超ヘビーウェイトな裏起毛ボディ
生産背景から着心地、そして風貌までイッツ アメリカなこれぞ、近頃のシティポップのリバイバルで改めて評価を高めているあのボーカルグループよろしくアメリ感・フィーリング♪ たっぷり。しかも、こんなに胸アツでエモい魅力ギッシリなのに、円安・物価高の時世に抗った抑えめ価格もホントありがたい。このコスパも第1位の座に輝いた理由です。

古着ライクなルーズフィットがまさしく今の気分にフィット!
(問)フォーチュンチー ジャパン
☎ 03-5708-5831
※表示価格は税込み
[ビギン2025年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
