[2位]今月のいいモノランキング
下町のクラフトマンシップが昇華したミニマルでタフな延長コード
東大阪の電線工場が手掛けるミニマル&タフ延長コード

【大原電線のエクステンションコード】
1958年創業、東大阪市の老舗町工場が手掛ける高品質な延長コードシリーズ。店舗や建設現場、アウトドアなどでの使用にも耐えられるように高電圧対応のVCTケーブルを採用、電極と本体を一体成型することで耐久性や防塵性を高め、丈夫で長く使い続けられる。写真のクロスタイプやストレートタイプのほか、防雨タイプもあり。0.5〜20mまでの7種をベースに、0.5m刻みでカスタムも可能(10m以上は要相談)。1.0m。各2200円。
下町ソケット
おっさんが夢見て何が悪い。町工場が夢見て何が悪いんだぁ!(阿部寛)ってことで、かつては東大阪に数多く存在した電線工場も、現在では数社を残すのみ。近年、安い海外製の電線に押されるなかで立ち上がったのが、老舗町工場・大原電線でした。
そもそもこの商品は、地域の産業活性化を目指すプロジェクト「東大阪ファクトリーズ」から生まれたもの。プロダクトデザインを手掛けた鈴木元氏は、大原さん親子の職人気質のこだわりに触れ、すっかりファンに。その実直さや温かさをそのままプロダクトに落とし込んだのだとか。

大原電線は電線手掛けて50年超! 業界からの信頼も厚い老舗工場だ
大手メーカーの電気製品にも使われるビニルコード製造を専門に手掛けるだけあって、そのクオリティは折り紙付き。高電圧対応のケーブルを使用しており耐久性も抜群なうえ、本体からコードまで単一の素材で作られたデザインは、インテリアとして見ても美しい〜。
また町工場ゆえ小ロケット、いや小ロットでの製造が可能なため、0.5m刻みでカスタムできるってのもうれしいところ。高い品質とデザイン性の融合、これが大原電線の技術力だぁ!

よりスマートに使えそうなストレートタイプも
(問)大原電線
mail:info@oharadensen.com
※表示価格は税込み
[ビギン2025年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
