タイアップ
もうひとつの永世定番
【Schott(ショット)】USA製で日本人仕様に進化したPコートの真価とは?

米国製Pコートの本家が本気で作ったジャパン仕様
ショットの名品といえば、バイカーや伝説のロックスターたちに愛されたダブルのレザーライダース「ワンスター」を真っ先に思い浮かべる人が多いでしょう。でも、トラッド好きなら、ライダース以外でもうひとつあげたいですよね? そう、メルトンウールのPコートも、ここが大切に作り続ける名作。もともとは第二次世界大戦中にアメリカの海兵隊向けに供給していたものですが、その質実剛健さと完成されたデザインから大戦後はファッションアイテムとして人気に。日本においても米国製Pコートのド定番として本物志向の方々を長く魅了してきました。
第二次世界大戦時に納入実績もあり!!

右/米軍用の衣料を多く手がけたことでも高名なショット。写真のような海兵隊公式Pコートも多く納入。左/戦後になると型紙やデザインを大きく変更することなく、民間向けのPコートを展開。こちらは70年代の広告だ。
ご紹介するのは、そんな偉大なるアメリカンベーシックに追加された特別なジャパン仕様です。24オンスのメルトンはそのまま、パターンを程よくゆとりあるジャパンフィットに。肩から腕にかけての流れるようなラインが柔和な雰囲気を作り、今の気分でサラリと羽織るのにもってこいなんですよ。
それでいてカフスとハンドウォームポケットに日本製ホースレザーを採用し、大きめに設計した襟とともに、さりげなく男っぽいアクセントとしたのもナイス。しかも、この革は着込むほど中の茶芯が現れ、さらに風格ある佇まいに! 生産は定番Pコート同様、もちろんアメリカ・ニュージャージーのショット本社に併設されている工場が担当。ガシッとした生地にふさわしいタフな仕立てのため、長年着用してもへこたれません。日本のモノ好きにとってはまさにパーフェクトな、ショットからの素晴らしい贈り物に大拍手です!
ゆとりのあるジャパンフィットに“美”調整

Schott[ショット]
787US レザーコンビ PEAジャケット
24オンスのメルトンを使用した米国製Pコートの新作。パターンを見直し、日本人に合う程よくゆとりあるシルエットに。随所に茶芯のホースレザーを使用したほか、襟の下にチンストラップも増設。14万3000円。11月中旬発売予定。※ワンスターは17万6000円。
通常のPコートはよりカッチリ!!!!
米国製定番Pコート(740US)6万500円
Pick up detail
茶芯のホースレザーをスパイスに

カフス全体と、ハンドウォームポケットの縁などに日本製の茶芯ホースレザーを採用。よく擦れる部分だけに、エイジングが楽しみ♡
チンストラップ付きで防寒性も担保

USA製を示すタグが鎮座

ワンスターと並ぶベーシックが……
ニットに羽織るだけでニュアンスが出る
Winter

一枚袖のように丸みを帯びた肩のラインや、各部のゆとりある設計により、ニットの上にバサッと羽織るだけで、絵になるバランスに。ニット1万9800円、パンツ1万6500円。
ワンスターと並ぶベーシックが……
リラックスシルエットゆえレイヤードもハマる
Midwinter

中には裏地にブランケット生地を用いたGジャンデザインのダックジャケットをレイヤード。身幅やアームホールに余裕があるからまったくモタつくことなく、いい感じにキマる。ジャケット5万2800円、フランネルシャツ2万8600円、パンツ1万6500円。
※表示価格は税込み
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/吉田 巌(十万馬力) スタイリング/武内雅英 ヘアメイク/北村達彦