季節の変わり目の救世主! うっとり着心地の極上メリノウールニットが万能すぎる
【名門が授けるお悩み解傑(解決)作GUIDE】
リバイバル傑作もアツいですが、今季は定番ブランドの最新作も傑作揃い。ここではその中から、イマドキのお悩みを鮮やか~に解決してくれる“お悩み解傑作”をフィーチャー。ジャンル別Q&A形式で紹介していきます!!
Q. 季節の変わり目、何着ていいか迷子になる……
A. メリノウールニット
肌寒い日にスウェットを着て外出したはいいけれど、ちょっと歩いているうちに汗をかき、室内に入ったら今度は汗冷えして寒い……な〜んて経験、誰にでもあるはず。季節の変わり目は、何を着るのが正解なのか本当にわからないもの。
でも、一枚で幅広い気候に対応できる服があれば最高じゃない? ずばり、それがメリノウールニットなんです。天然の機能性素材であるメリノウールは、登山服のベースレイヤー素材としても定番。重用される理由は、縮れが生む優れた保温性や吸湿・放湿性、調温効果等にあるのですが、昨今はアウトドアウェアのみならず、これを用いたファッションアイテムも続々登場しています。
ザ・デイのモックネックの一枚は、その手本となる存在。スーパー120クラスの極細にして高級な原毛を用いたそのニットは、ココらしいたっぷりとしたゆとりのあるシルエット。モチッとしてソフトなタッチが心地よく、ドレープがまたいい表情してるのヨ。
メリノ種のヒツジから採れる羊毛。他の品種と比べて繊維が細く、柔らかな風合いをしている。クリンプ=繊維の縮れが空気を閉じ込め、優れた保温性を発揮。吸放湿性にも優れ、衣服内の温湿度を快適な状態に保ってくれる。
うっとりな着心地を上品モックネックで
リラックスしたシルエットだが、ウールの上質&さりげないモックネックによりキレイめな雰囲気に。サルトのパンツ7万9200円(サルト) E5 アイヴァンのメガネ5万2800円(アイヴァン PR)
THE DAY[ザ デイ]
メリノウール モックネック ロングスリーブシャツ
選りすぐりのメリノウールを用いたフライス編地は、カットソーとニットの中間的な厚み。さりげないモックネックでインにアウトに着やすく、秋口から季節をまたいで着用できる。袖に生まれる溜まりが、最高のアクセントに。自宅で洗濯可。3万9600円(ザ・デイ)
スーパー120クラスの極細繊維
まるでカシミア!? なエクストラファインメリノウールを使用
SLOANE[スローン]
ダブルフェイス セミラグランクルーネック
オモテにカシミアタッチのエクストラファインメリノウールを、ウラに膨らみ感のあるポリエステルを用い、ダブルフェイスに編み立てた一枚。滑らかな肌触りが心地よいそのニットは、鮮やかな美発色にも目を奪われる。3万7400円(ザ ショップ スローン 自由が丘)
スーパーハイクオリティウールで深みある風合いも楽しめる
BATONER[バトナー]
ベビーウール タートルネック
高級なベビーカシミアに匹敵する14マイクロンという極細のウール原毛を用いたニットは、まさしく極上の柔らかさ。リブによってキュッと裾や袖口を絞ることで生まれるドレープの美しさは、絶品だ。メランジがかった色合いも、いと奥深し。3万7400円(バトナー)
メリノウール × シルクでビズにもOKな光沢感
YONETOMI[ヨネトミ]
ウールシルクドレスTシャツ
ジャケットのインナーにも活躍する品のいいルックスのこちらの編地は、体の線を拾いやすいウールの弱点を克服するべく、糸へシルクを交編しつつ、度詰めで編み立てたもの。日常使いを想定したマシンウォッシャブル仕様も嬉しい。2万4200円(ヨネトミストア)
※表示価格は税込み
[ビギン2025年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。